2018年11月23日金曜日

ムープモデルの性能確認(鳥羽さんと中山君)

速い波でのリッピィング(中山君)
11月14日、羽田から徳島空港へ、中山君が迎えに来て、鳥羽さんと合流してを小松海岸をチェツクしました。あいにく波なしで一路、東洋町生見海岸に向かいました。目的は新しいロングボードムープモデルの性能確認とライダーの批評を聞くことでした。生見海岸は風はサイドオンで腰から胸サイズでテストするには充分の波でした。ムープモデルのボードサイズは鳥羽さん277cm×56m×6.5cmでEPSのスモールスカッシュテールです、中山君のボードサイズは277cm×56m×6.5cmで同じEPSのスモールスカッシュテールです。



素晴らしい角度のリッピィング
(鳥羽さん)
鳥羽さんはムーブモデルの提案者で沢山の資料を頂き、自分も
各種の動画をチェックして、ニューデザインムープモデルのイメージを固めていきました。鳥羽さんからの数値でアウトラインを描きながら不安はノーズが広く、ターンしたらレールが刺さるのではないかと思いましたがライディング見て、不安はなくなりました。鳥羽さんのベーシックなラインでボトムターンとリッピィンクは素晴らしかったです。又、ノーズライディンクも長く安定しています、シークエンスで確認すると良くわかります、3時間の撮影で1200枚も撮りました。シークエンスが多いのでムーブモデルの確認できました。





素晴らしいローラーコスター
の鳥羽さん
鳥羽さんのリッビィングシークエンスですハイテールロッカーを生かしたり
ッピィングの角度は2番目から3番目のシークエンスを見ればマニューバ性能の高さが良くわかります。まるでショートボードのライディングを見ているようでした。不安の原因であった1番目ターンのショット見てわかりました、「テールが良く沈みノーズが刺さるようなことはありません」と鳥羽さんが伝えてくれたがよくわかりました。
新しいデザインのムーブモデルは60%がノーズライディングでマニューバは40%はマニューバはこのライディングを見ているとマニューバ性能ももっと高いはずです。



















長いノーズライデイング
3.5秒位(中山君)
中山君は数々の公認大会などで優勝している、トリッキーな動きでノーズ
ライディングや大きいマニューバを描くサーファーです。ムーブモデルのライディングを確認するとテイクオフからすぐにノーズライディンクから加速して角度のあるリッピィングを見ると安心しました、本人もムーフモデルの動きには満足していました。最初のショットはハングオーバーから前足に重心を移動して、より高度なハングファイブになっています。ノーズエリアでリラックスしたスタイルはムーブモデルのノーズ幅とボトムのノーズコンケーブの役立っています。




















リラックスしたノーズ
ライディング(中山君)
中山君のノーズライディングの中にハングファイブからハングオーバー
それから波のブレイクに合せてテンに2番目の時には近い技に移行しています。幅広いノーズでいろんな技が出来ています。そこには波の状況に合わせた体重のかけ方、ノーズレールの使い方はノーズコントロールが必要性がよくわかります。最後にはタッチダウン気味下がり、ノーズコンケーブ効用も分かりました。





















バックハンドリッピングの
シークエンス(中山君)
中山君のトリッキーな動きは見る側を楽しませてくれます、テイクオフから
すぐにノーズライディングして加速させてからのマニューバの連続は彼にしかない天性を感じます、リップでのボードの上がり具合を見るとびっくりします。今回はボトムターンからのリップの当て込みは波のブレイクを破りながら当て込みしています一番目は鋭いボトムターン、2番目はノーズが波のリップを抜けて当てていく、スピードがなければ出来ないです。3番目はリッピィングのです、4番目はタッチダウン気味下がるのでパーリングする恐れがありますが見事に成功しています。この一連の動作でムーブモデルのマニューバ性能が高いのがわかります。本人曰く「ムーブモデルの割合はノーズライディング60%でマニューバ60%です」飯尾ブログのムープモデルは訂正しといたほうが良いですと言われました。この動きを見ると納得できます。
今回、中山君の使用ボードはムーブモデルはSクロスのデッキ4オンスとボトムはSクロスでカーボンを引いて、ラミネートした、ハーフインチのワンストリンガーで丈夫にしたムーブモデルです。














珍しいノーズライディング
(鳥羽さん)
鳥羽さんの珍しいノーズライディングのシークエンスです。静かに練習していますと鳥羽さんが言いましたのでカメラを構えているとターン後にハングファイブに移り、かなり長い時間のノーズライディングです。ロングボードマスタクラス優勝者の鳥羽さんはマニューバには評価が高いかったですがノーズライディングのイメージは薄い感じでした。練習をしていると聞きましたので興味がありました。



















長いハングファイブ
(鳥羽さん)
カメラで追っていると長い時間、ノーズライディングのシークエンスになり
ました。波のブレイクに合わせて体重移動とバランスの変化は技術力の高さがわかります。ノーズライディングに磨きがかかれば新しい鳥羽さんに変わります、マニューバは一級品なので来年は楽しみに存在になります。今回の使用ボードはムーブモデルのEPSダブルストリンガー軽量タイプのムープモデルです、スモールウェーブ用にSクロスのデッキ2層とボトム1層です。ミドルサイズ以上はハーフインチストリンガーの同じサイズがあります。





















4秒位のノーズライディング
このライディングはすべて同じ波ですが生見の波はブレイクの変化が激しく、この状況の中で良い波を見つけるのも大変でしたが鳥羽さんが捕まえた波がここまで長く出来る良い波とは思いませんでした。長いハングファイブでムーブモデルはノーズライディンクとマニューバ性能も高く、ロングボードデザインの高い性能を有しているデザインです。4秒位のノーズライディングでした。

2018年11月8日木曜日

広い年齢層に対応できるベーグルエアー

ベーグルエアー(PU)
178cm×49cm×6.4cm(左)
180cm×52cm×6.8cm(右)
ベーグルシリーズはショートボードでテイクオフが早く、安定性があるデザインとして10代から60代と幅広い年齢層と女性や50代の初心者と千差万別にニーズがあります。サーフィンが普及するとともにテイクオフが早く安定性があってマニューバもできるボードが求められています、特にベーグルエアーはマニューバ性能を向上したシェイプデザインです。このデザインはテイクオフが早く、安定性もあります、材質もウレタンフォーム(PU)から軽量ボードのEPSまで対応できるサーフボードデザインです。
ウミヒコプレイグランド(土佐清水市)の岩田プロがユーザーのレベル、特徴を連絡をもらい、わからない点は自分からも連絡してユーザーにマッチするようにいつもシェイプをしています。年齢、性別、ライティングの特徴で細かい箇所は調整します、ハンドメイドなのでよりライディングレベルに合わせられます。





全体的に細く薄いベーグルエアー
左側のベーグルエアーはKさんは30代の女性ですがテイクオフはマスターして、ドルフィンスルーが出来て機能性の高いベーグルエアーにしました、ボードサイズは178cm×49cm×6.4cmでやや細めにシェイプしています。






コンケーブは深めにノーズ30cm位からテールエリアかけて、シン
3mmの深めシングルダブルコンケーブ
グルダブルコンケーブを入れて、フィンエリアからはVeeを入れています。エンドテールは17cmです。ロッカーは抑え気味でスピードが出るようにしています。









細めのノーズ幅37cm
詳細データはノーズ幅37cm、厚さ3.9cm、テール幅37.5cm、厚さ
4.1cmでレールはセンターで4.4/5.2cmで薄めにホイルしています。ロッカーはノーズ11.8cm、テール4.2cmです。








全体的に厚く幅広いベーグルエアー
右側のベーグルエアーはTさんはアメリカンフットボールの選手で体重もあり、脚力も充分にあります、サーフィンする体力は充分です、サーフィンは水の上に乗るスポーツで波は柔らかく自由自在に変化をします、変化に対応できるように全体的に幅広く、レールは少し厚めにシェイプしました。






厚めのテールエリア
脚力のある方には少し厚めのテールにして、幅を広くにして充分に脚力を生かしてスピードのあるサーフィンができます。










全体的に幅広く厚めのボード
詳細ボードサイズは180cm×52cm×6.8cmでノーズ幅38cm、厚さ
4.5cm、テール幅38.5cm、厚さ4.6cmでレールはセンターレールは4.9/5.7cmでやや厚めにホイルしています。ロッカーはノーズロッカー12cm、テールロッカー4.3cmのシングルダブルコンケーブのフィンエリアからはVeeを入れています、エンドテールは18cm
で脚力に負けないように厚く、幅を広げています。






2018年11月6日火曜日

2タイプのムーブ(ニューロングボートデザイン)

 ムーブモデルに乗る佐藤君
綺麗なボトムターン
10月20.21日飯尾ミートをリアルラインチームを中心に行いました、リアルラインチームのサーフィンをコーチする事で技術向上と楽しむサーフィンを教えるのともう一つはニューデザインムーブのボード性能のチェックも目的でした。ムーブのアウトラインを見ればわかる通りノーズライディングをメインに60%、マニューバを40%とデザインしました。果たしてどのように動くかは佐藤君のライデイングを注視しました、第一にノーズライディングは安定性と距離と波のサイズはどのくらいなのか?
第二はマニューバがどのくらいかは不安でした、四国の鳥羽さんや中山君からは及第点はもらっていましたが、自分の目で確認して、改良点を佐藤君から聞いて、ニューデザインムーブの完成度を高めるのも目的です。

ノーズライディングの始まりです
最初に驚いたのはノーズライディングの安定感ややり易いのは分かっていましたが波の腰位のサイズでどこまでできるのか興味がありました、目で見ていると膝下の波でもハングファイブが
できるのは驚きました、膝下の波でも充分に長くできると思います、シェイプしている私が見るのでもノーズコンケーブの効用が良く分かったシーンでした。このサイズの波で4.5秒のノーズライティングは充分に満足する結果でした。




腰くらいの波で4.5秒は
びっくりしました。
上の写真から3枚目の写真までシークエンスで25枚ノーズライデ
ィングを始めてから18枚意かな安定してノーズライディングが出
来るデザインとムーブモデルがわかりました。
                                          








バックハンドのローラーコスターを
浅井さん
マニューバのチェックはノーズが広く、テールが狭いので加速性能、ポトムターンの不安、がありました、佐藤君の深いボトムターンとノーズライディンクを見ていると不安は解消しました、
カットバツクに関しては改良の余地はありました。浅井さんが
ムーブモデルを借りてバックハンドのローラーコスターはボート上がり具合はマニューバは良かったです、テールロッカーの強く綺麗なカーブを付けたので、角度も良く、安定感のありました。

EPSはコンテスト用(上級者用)なのである程度の軽量化を重視、耐久性については6オンスファイバー使用、カーボンを使用することで最大の予防をしていますがすべての波に対応できるとは限りません、軽量化はボードの弱さに比例しますのですべて重視する事は出来ません、軽量ボードはマニューバ性能は優れていますが風が強い時は不向きとも言われていますが利点が多いから多くのプロサーファーや上級者が使用しています。

軽量かを重視したボードは耐久性に問題があります、一般用に
上側はEPS下側PUフォームです  
ムーブモデルのアウトライン
性能が優れていて乗り易いノーマルフォーム(PU)でムーブをシ
ェイプしました。一般用には耐久性に優れノーズライデイングや
マニューバで新しい感覚のムーブを味わってもらいたいです。
上のボードはEPSで277cm、56cm、6.6cmのテールはスモールスカッシュテールのムーブモデルです、下はPUフォームで277cm、57cm、7.8cmのスカッシュテールです。多くの事をテストしてムーブモデルのデータを収集しています。乗ってみる価値があるボード です。