2019年7月16日火曜日

ニューデザインムーブ(Move)の実力について

中山君、松下さん、津田さん(カメラマン)
伊藤君、鳥羽さん、山田さん
昨年6月頃からの鳥羽さんの提案で新しいロングボードデザイン
としてムーブ(Move)を制作して、1年立ちました。昨年の全日本
選手権では台風で試作品は折れてしまい、試合には使えません
でした、強化策として、EPSの軽く丈夫な材質、カーボンテープ、
3Dクロスやハーフインチストリンガーの対用で今年からは折れて
いるボードは現在まではありません。極端に浅い地形や大きな波の場合でも以前よりかは折れる確率は少ないでしょう。今年は各地域の支部大会でムーブ(Move)モデルを使用した選手が支部大会で優勝して、全日本選手権ロングボードクラス(メン、マスター、ウィメン)に複数の選手が出場します。

磨きがかかるハングオーバー(松下さん)
昨年、ウィメンロングボード(クイッカーモデル)で優勝した松下歩さん、今年はシード選手で出場しますが、今年のJPSAの大会でプロ資格を得て、来年からはプロ選手になります、最後のアマチュアの全日本選手権です、プレシャーもかかりますが連覇を期待している人は多いです、ムーブ(Move)を乗り出して、半年過ぎたので充分に慣れているでしょう、トライアルに使用したボードもムーブ(Move)です。




マニューバーに磨きをかけてください。
ムーブ(Move)により磨きがかかるノーズライディングとマニュー
バーも安定して出来る、今年5月、太東プロ(JPSA)て゛トライアルをクリアしました、高知県で初の女子ロングボードプロサーファーの誕生です。来年はプロ活動になります、自分の更なる技術向上を図り、ランキングで評価される場所です、実力的には活躍は充分出来ます、スケジュールを調整して、出来る限り参加してほしいです。又、プロとして後輩の指導も出来ればいいですね。



                                          


マニューバーが良くなってる(山田さん)
茅ヶ崎支部の山田智子さんはシニアウィメン、ロングウィメンの2クラスでダブル優勝です、ロングボードは今年からムーブ(Move)を使用しています、直近の辻堂の大会(マーボーロイヤル)で3位に入賞してます、又、他の大会でも好成績を残していますので、全日本のロングボードウィメンに初出場ながらどこまで進むか楽しみです。





スピード感あるカットバック(伊藤君)
 
ロングメンでは静岡3区の伊藤君は毎年る支部予選でも全日本
の出場権を得るには狭き門です、強敵が多い中で、見事優勝しました。全日本には初出場になります。伊藤君にはムーブ(Move)はを2月頃から使用して地方の大会でファイナリストに何回もなっていましす。ロングを始めて3年です、本人は3年もかかったと思っていますが3年で静岡3区の支部大会をクリアして全日本に出場するにはそれなりの努力と内容濃い練習の代価です。本選への期待も高まってます。




同じ波でリップからフロターに変わって
いぐ技です。
四国、ボブチームの中山智資君は昨年から公認大会や大き
な大会で優勝が続いてます、準優勝は一回と素晴らしい成
績を残しています。今では四国を代表するロングメンの雄で
す。当然、徳島支部大会では1位で通過です。地元なので大
きな期待かかかってます。プレシャーはありますが、生見海
岸の波を熟知しているので、優勝候補の一角でしょう。新しい
ムーブ(Move)もあるので波に合った方使ってください。コンテ
ストは予想通りにはいきません、油断せず果敢に攻めること
が大切だと思います。
右の中山君の写真は同じ波のリップからフロターに変化して
、スープの中でターンして下がる、デクニシャンの中山君がよくわかります。
最近のジャッジィンクを見てると起きている現象には評価はているが技の難度をわかるジャッジが減っているような気がします。










努力すれば結果は付いてきます。(鳥羽さん)
 
四国の哲人こど、鳥羽さんはロングマスタークラスを徳島
支部1位で通過して、昨年からノーズライディングを磨いて、更に一段進んだロングボードサーフィンが見られるでしょう、昨年はボードが折れてします残念でしたか、今年はリベンジしてください。ムーブ(Move)モデルやベーグルモデルの発案者で大変シェイプに役立つ貴重な意見が多く、大切な存在です。

右の写真は昨年11月の生見海岸での撮影です、本人は
マニューバーは良いがノーズライディングがすくないと自分の弱点を克服するためにノーズライディンクの練習をしないと負けてしまうからと翌年の全日本に向かって取り組んでしました。あれから9ヶ月を過ぎています、楽しみです。








リラックスしたスタイルです。(津田さん)
津田明君を知っている人は40代から上の人は知っている方が多いと思います。プロサーファーでサーフインジャナリストで良くサーフィン雑誌に寄稿していたのを覚えています、津田君とは一緒にサーフィンした中で、私はサーフボードビルダーに彼はフォントグファーに行き、数々のショットや海外に多くの有名な知り合いのいる人です、彼も最近、ムーブ(Move)を乗るようになりました。彼からのムーブ批評です。ボードにゴウプロからの撮影です、熟視するとレールの水の入り方、アウトラインの良さがわかります。

「まず、テイクオフが安定して、グラつきがなく出来ます、どんな波にも!今回はメインフィンを後ろに少しずらしすぎたので、ターンが少し違和感がありましたが、元の前の方に戻すと、問題なくスムーズなターンが出来ました!歩幅の狭い僕でもスムーズにターンが出来ます!横に走るのは、とても、早いです!コンケーブの吸い付きと離れ感も、良いです!メインフィンを今度はバナナでは、なく、ノーマルなフィンに変えてやって、報告します!ボリュームには、慣れました!楽です!笑!」ムーブで楽しいサーフィンはよいです。ライディンク2回目でムーブの性能を掴むのは流石です。


ボード詳細データはアウトラインはノーズ幅49cm、テール幅33cmエンドテール10cmのスモールスカッシュです。ボトム形状はノーズエリアは深めのシングルコンケーブ、センターエリアはダブルコンケーブでテールエリアはサイドフィンエリアまでダブルコンケーブから薄いVEEになっています。テールロッカーは強いです。


深いシングルコンケーブ
ムーブの特徴であるボトムのフルコンケーブシステムでノーズエリアは長く深いシングルコンケーブによってノーズが浮き上がり、かなりのスモールサイズになってもノーズライディング
は可能です。ノーズ60cmから補強のためにカーボンテープを曳いています。ボードのしなりに影響に及ぼさないようにしています。
センターエリアからテールに掛けてダブルコンケーブを入れています、これできついブレイクでも波の食いつきがよくマニューバーを描き易くなっています、テールは薄いVEEを入れてスムーズなターンになってます。



ムーブ(Move)は一見ノーズライディング用に見えますがノーズライディングとマニューバー性能はどちらも優れていますので、信じられませんけど支部大会で負けた人はいません、安定して好成績を残しています。新しいムーブ(Move)もPU(ノマルフォーム)でも磐田の浅井さんが乗って、評価は良いです、又、津田さんにはEPSでノーズを少し狭くして、テールを広くしたタイプもシェイプして上記のように好評です。中山君にはもっと性能を高めた、ノーズが更に広く、テールの狭いボードもシェイプしました。報告が届き次第、次回にブログに載せる予定です。
これからは一般のユーザ様にノーズをやや狭く、テールを少し広くしたスカッシュやラウンドテールをPU、EPSでどちらでも対応できるボードをシェイプします。

2019年7月1日月曜日

久しぶりのサーフィンチェツク(姥が谷)山崎岳

姥が谷ポイント(ライダー山崎岳)
6月29日、台風3号の到来で鎌倉は良い波になるだろうと思い、事前に新しいボードの性能チェツクと全日本選手権に向かった、サーフィンチェックの目的でした。前日は台風が小さく、波も胸位で
明日の波が心配になり、山崎君と明日の早朝、互いにポイントをチェックしてポイントを決めるようにしました。私は大磯、生コンと腰位で決めかねていました、山崎君からは腰位できると連絡があって、久しぶりの鎌倉、若い時は庭のように鎌倉のポイント(峰が原、七里ガ浜、稲村)となっかしい場所です、波は腰位で姥が谷に決めました。


素早いターンからのリッビィング
リーフブレイクなのでブレイクが一定なのでニューボード(4ヶ月前のボード)のチェツクとラインのチェックには最適です。第一のチェック項目で今回のボードはウィングスカッシュで前回の厚めの
レールから薄めに変えて、ウィングを付ける事でスピードのアップとウィングからのテールの絞り具合での切り返しの速いボードになっているか確認です。波のサイズは腰、ブレイクは良いがパワー不足ですがボードチェツクでは充分です。レールが薄いのでボードの切り返しは速く、ボードの動きも悪くありません。上下の動き、カットバツクの入り方、スープの当て方などよいです、山崎君は器用なのでパワー不足をスピートで補うことは必要と思いました。

スピート感を感じるカットバック
このショットのラウントハウスカットバックのスプレーの出方を見る
とレールの入り、レールの抜き方は素晴らしいです、後ろ足の膝の使い方を工夫すればスピードもアップしてスープの当て方ももっとダイミックになります、本人には連絡済みです。











スムーズな体重移動です
山崎岳、一連のラウンドハウスカットバックのシークエンス写真をの動きですが流れるような動きで昨年よりかはスムーズでスピード感はあります。ラウンドハウスカットバックに入るスムーズな体重移動です。



















顔の動き、腰の動きは
良いです。
問題がありませんが何かが足らない感じがします。バワーは体感も細
いので足らない部分はわかるがスピードをアップすることはできます。ボードはウィングを有効に使い、角度ある入り方などは問題がありません。

















ラインの取り方を研究する
必要を感じます。
一連の動きは問題ありません、但し、スピードアップするには膝の使い方やラインの取り方を研究する必要を感じます。

鎌倉支部予選はメンクラス1位で通過して、全日本の練習として生見
はビーチブレイクで波に癖があるのでビーチでの練習量を増やして、変則的なブレイクに対応できるようにフロターやロールインなどの技を練習するのと悪い時のコンディションオンシュアでの練習を増やすして、本番に向けて不安を取り除いてください。














173cm×46.5cm
×5.4cm
新しいボードはウィングを入れたポケット1のシングルダブルコンケーブの深い
デザインで本人も前回のボートより動きが早く気に入っているボードですと報
告があり安心しましたが新しいデザインは研究しています。ホードの詳細データは長さ173cm×46.5cm×5.4cmのウィングスカッシュです。ノーズ幅30cm、厚さ3.4cm、テール幅36.5cm、厚さ3.8cmです。