2019年8月17日土曜日

理想のムーブデザインの変遷(中山君)

上段が中山さんデザイン
下段はムーブ基本デザイン
 
中山君からの報告で新しいムーブアウトラインを中山君に合わせた極端なアウトラインの変化です。今年の4月頃に中山君からムーブのノーズをもっと広く、テールをもっと狭くして簡単にテン、ファイブなどのノーズライディンクが今より簡単に出来て、ショートボードのようにストレートアップが出来るターンのロングボードデザインでノーズライディングの向上を目指し、そしてマニューバーは縦の動きが出来るボードてす、できれば夢のようなデザインでしょう。そして、出来上がったのが、写真上段のボードです。


リップと返しの素晴らしさ
(中山)
シェイプが終了してからはノーズが広く、ジャンクコンディショでは波を拾って
しまって失速はないか、テールが狭いのでノーズ浮き上がり、失速はないか
と不安はいつも付きまといます。ボードの感触を依頼していましたが連絡があって、内容は私の不安とは裏腹に良い感触の回答が来ました。ライディング写真も送ってくださいと依頼していました。8月10日頃に沢山のライディンク写真が届きました、最初にショートボートと同じようにスにトレートアッフプになるようなライディング写真を随所にあり代表的なのが右側のシークエンスの写真です。3番目から4番目にかけては強いテールロッカーと狭いテールの利点を引き出して、際どい所のボードの返しは目にみはるものがあります。又、テールが細く、テールロッカーが強いのでターンが角度がついて難しいエリアで速いかリターンが出来ています。失速を防ぐにはよりハードなところで波のパワー利用してボートを動かす事が必要なのがわかります、そして、ノーズ幅の広さがマイナスに影響がないのも分かりました。ムーブモデルの性能とそれを引き出す中山君ライディンク技術が優れているでしょう。












中山君からの報告です。「ニューボードは軽量化後、今までも乗ってます!いまやメインボードになってます。
ハングファイブからオーバー
余裕あるライディング
ニューボーデの長所
・ノーズが楽にできます。ハングテンはかなり長い時間乗り続けられ
 ます。またテン状態から、レールコントロール可能に、長いステイが
 可能なりました。
・ノーズ幅が広く、ノーズロッカーあるため、全体の浮力は減りました 
  が、ノーズ寄りにパドル可能で、テイク・オフははやいです!
・テールは細いからなのか?レールが薄いから?なのかテイク・オフ
 からのスピードが出やすいです。また、レールの、切り返しは早く なってます。
右の写真を見るとハングファイブからオバーへの技の移行に関して
余裕があって波のブレイクに合わせて変化していくのがよくわかります。ノーズ幅が広がり、一段と余裕とリラックスがわかります。










余裕のハングテン(中山君)
中山君のニュームーブは以前ムーブよりノーズ幅4cm広げて、テ
ール幅は1cm狭く、ワイドポイント25cm前になっていますのでノー
ズライディングはやり易く、中山君からもファィブ、テンは長くキー
プ出来て余裕のあるライディング出来ると報告がありました。
右の写真でもよくわかります。






角度と高さを感じるリッピィング
(中山君)
テールを狭く、センターからテールロッカーを11.75cmで基本デザインより0.25cm強く、カーブを付けてターンをする時にテール幅が狭いので全体が水に着くように薄くシェイプしました、中山君からは全体がしずむので鋭角的に曲がり際どい所でも返せるのは良い部分でしょう。のリップの高さは凄いです。








右の写真は背中にスープをかぶりながらのバックハンドリッピィ

バックハンドリッピィング
ングも角度とスピード感がわかるライディングです。新しいムーブは利点は多いです、特にマニューバに関してターンの角度、ボードの返し、ホワイトウォーターへのアプローチなど今までにない動きになってます。




中山君からは問題点として「テールエリアが細く、浮力がないから?か分かりませんが、小さななみで、失速させると、リカバリはき来ません。失速してテールエリアに乗らなければならない場合、どうしようもない時があります。この場合は前あしでどうにかリカバリしますが…。」
次回のボードは上記のマイナスの部分の修正になります、中山君の動画やライディングを見て、相談して、厚さと幅の修正と長所の部分を伸ばすように改良します。




2019年8月7日水曜日

アマチュア最後の全日本選手権(松下歩さん)


見事なハングテン、ファイブ松下歩さん
今年6月のJPSA第3戦太東ロングボードプロ
(JPSA)でプロ公認資格を得て、2020年からプ
ロ活動を始める松下歩さんです。今年、東洋町生見海岸で全日本選手権が最後のアマチュアのコンテストになるでしょう。昨年、11月ウミヒコの飯尾ミートで松下さんのボードで来年の乗るボードで一番新しいMove(ムーブ)モデルを勧めて今年2月にから松下さんは新しいボードに乗りました。本人にはボードの特徴、乗り方を伝えました。


広いノーズ深いコンケーブ
新しいMove(ムーブ)モデルは四国の鳥羽さんからの提案でシェ
イプしたデザインで特徴はフルボトムコンケーブとノーズ幅広いアウトラインです。鳥羽さんや、現ロングボードメンランキング1位の中山君、静岡の佐藤君、伊藤君から高評価を得ているシェイプデサインです。





ぎりぎりラインでの見事な
ハングオーバー
松下さんは今年6月のプロトライアルを通過したボードはMove(ム
ーブ)モデルで充分に慣れている7月後半の松下さんのライディン
グ写真をもらい、チェックするとノーズライディングの写真を見る限
り、ノーズライディングが完璧に近いの写真がいくつかありました。
と思いますがボードの慣れはどのくらいなのかと心配していましたがノーズライディングが完璧の写真がいくつかありました。このライディングを見るとかなりボードに慣れてきています、





姿勢を低く、基本に忠実なボトムターン


昨年はクイッカーモデルでロングウィメンのタイトルを取り、今年
は地元に近い、東洋町生見海岸で最後の全日本選手権てす、
プロ選手、連覇とプレシャーが大きくのしかかってきています。シェイパーの私から見ればプレシャーを感じない人はいません、所属支部からの期待や各選手が目標となる以上は必ずプレシャーはあります、プレシャーを程よい緊張感を感じながら冷静にコンテストに挑むことが大切です。






自分はアマチュア選手でハングテンを出来る人、ロングウィメンは
ムーブと松下歩さん
余り見ていません、松下さん写真を見ると波のブレイクギリギリでノーズライディンクをかけるのでスピードアップした数々の写真でムーブデザインに慣れて、ボードデザインの限界を試しているように見える。このボードで太東プロでプロ公認とり、大岐の浜の私が知っている全国のサーフスポットで一番綺麗な海岸で、四国、土佐清水の大岐の浜で伸び伸びサーフィンが出来るポイントを有しているのは強みです。





十数年前にウミヒコの岩田夫妻と知り合い、独身の時に松下さんのさーフィンを見てライダーになってもらいました、あれから月日は経ちましたけど全日本のタイトルは取れると思ってましたが10年たちましたが確実に実力をつけています、これからの活躍を期待しています。。