|
ボトムターンからリップに向かう(楠間) |
大磯海岸で楠磨プロのサーフィンをチェックしました。以前からサーフィンを見てほしいと言われていましたがなかなか時間がなく、サーフィンをアマチュア時代は何回が見ましたが近くで見たのは久しぶりです。パワーサーフィンの傾向はわかっていましたが近くで見ると「なぜコンテストに弱いだろうと思うくらい」素晴らしいサーフィンをしていました。2週間前に磐田市豊浜海岸で大澤プロのパワーサーフインを見ていましたが技の確実差と選択の幅を工夫すれば確実にプロコンテストで上位に食い込む素質の持ち主と思います。練習方法と技の選択を工夫すれば技術向上になります。コンテストに勝つには精神的な要素が重要ですがプロとしての技術
|
スピートを使いリッピィングに向かう |
レベルがどの位に位置なのかは大切なポイントです。今、10代のプロサーファーの大半が技術レベルは高いがパワーが足らない選手が多く、日本のトッププロや海外プロサーファーとの違いを指摘する人は多いです、楠磨はパワーの問題なく、大学生なのでパワーに磨きをかけるのと技術的な欠陥を改善すればトッププロの仲間入りは出来るでしょう。サーフィン上手よりもこの技一つで何点出せれるかの練習が必要です。
|
エアー気味のリッピイング |
これらの一連の写真はボトムターン時にレールの節水面積を増や
すことでスピードと角度が出て、そのスピードを生かしてのブレイクラインを上り、リツピィングに続く写真ですがバワーがあるからボトムターンで角度が付けられます、必要なのはボトムに波のスピートに負けないパワーでボードを沈める事でリッピィングのスピートと角度が得られます。
|
深く早いボトムターン(楠間) |
ボトムターンはなるべく波の際どい所から早く、深くボトムに下がり、ボードのレールが長く節水面積を増やすことで角度のあるター
ーンができます、姿勢はなるへく低く、ターン後はリップに向かって
体を伸ばすことでリップのスピードが加速します。
|
(PU)175cm×48cm×5.9cm
|
楠磨プロのボードサイズはPUで175cm×48cm×5.9cmのラウンド
スカッシュテールのポケット1です。彼のパワーサーフィンを生か
すには沈めやすく、反発力の強いボードするのでやや厚めにシェイプしています。回転性を増す為にノーズ幅はやや狭く、ノーズエリアからフィンエリアまで深くシングルダブルコンケーブを入れています、全体的にロッカーは強くしています。薄いボードではボードが沈みすぎになり回転性が得られません。当初はクリアでしたがペンティングして変わってます。
次回には練習方法等を述べたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿