2014年5月3日土曜日

EPSベーグル・ベーグルエアーと3Dクロスの組み合わせ

2014年EPS Bagel・Bagel Airモデルと3Dクロス組み合わせ
ベーグル・ベーグルエアーフィッシュ(FSDV)

昨年、四国のボブサーフショップオナーの新居さんにEPS Bagel   
鳥羽さんと四国の開拓者新居さん








(長さ183cm、幅54cm、厚さ6.9cm)に両面3Dクロスを使用して重量を付けて安定性とスピードを増すと思い、いままでの軽さがベストの考えをEPSの特性を生かすには重さを付けることでEPSの利点を生かすと逆の発想で作ったボードです。新居さんからの反応はボトムターンが伸びて、カットバックの戻りも早く、リッピィングは角度付けやすい、又、デッキの凹みは1年間使用しても目立たないと報告がありました。四国で歴史のあるボブサーフショップオナーの新居昌也さん年齢58歳で毎年、冬にはハワイノースシュアでサーフィンを楽しみ徳島の地元ではスモールウェーブにはEPSベーグルに乗り、若いサーフィンしています。後輩には鳥羽真吾さん(全日本ロングボードマスタークラス2011年ウィナー、2012年2位、ベーグルの開発者 )、中山智資さん(全
日本ロングボードメンクラス2012年3位、2013年2位)と優秀な選手
を輩出しているショップです。
EPSベーグル3Dでのリッピング

 

昨年は主にロングボードEPSに3Dクロスを使用していましたが
ベーグル・ベーグルエアーにも3Dクロスを使用して高評価を得
ています。共通点は下記のようになります。第1、デッキの凹みは少なく、丈夫で折れにくい。第2、適時な重量でボード全体を沈める事で安定した反発力になることです。第3、加速性能が高いので重量に対しての違和感はない。





   


スピードに乗る新居さん
発想の転換の理由は今まの EPSは薄いボードで軽くする  
波のバンクを拾いたり、一瞬にボードが沈む事で不用意なワイブアウトが増えることですのでコントロールが難しいかった。3Dクロス仕様では適度な重量はレールの形状はミディアムレ
ールやノーズ幅も広くできるので安定したライディングができ
EPSの反発力を有効に使える素晴らしいホードになります





注意点はウレタンフォームよりは1mm程度薄く、従来のEPSより   
ベーグル・ベーグルエアー

は2mm程度厚くする事がEPSの反発力を有効に使えます、又、
しなり部分は弱くなりますのでテールロッカーやVEEを少し強くし
ます。3Dクロスはノーマルファイバーよりも2倍以上の強度があ
ります、又、使用することで適度な重量を与えるのでEPSの反発力を有効に使え、安定性と丈夫が伴うEPSボードになります。ベーグル(Bagel)には3Dクロスを両面使用で丈夫な加速性能が高いボードになります。ベーグルエアー(Bagel Air)にはトップ(デッキ)1枚の使用をすすめます。右側の写真は2014年EPSベーグル(183cm×54cm×6.8cm)・ベーグルエアー(178cm×52cm×6.7cm)3Dクロス使用でベーグルは両面3Dクロス使用、ベーグルエアーはデッキのみ3Dクロス使用です。









ベーグルエアー(奥側)・ポケット1(手前)



右側写真は3Dクロスをラミネート中のEPSベーグルエアーとEPSポケット1です、EPSショートボードでも良い結果の報告を受けていますので、次の機会に報告します。