2016年12月26日月曜日

2016年ラストシェイプの2本

最終チェツクのポット1
12月24日、EPSのベーグルエアーとPUのポケット1を年内最後に
シェイプしました。私の相棒としてスキルプレナーが壊れて、新し
い日立プレイナーとの6年の付き合いです。シェイプ歴は44年にもなり、今では古い方です、シングルフィン、ツフィン、トライと変遷を立ち会ってきました、ロングボードからショートボードとデザインは変わってきました。今ではあらゆるデザインのボードが出回りにユーザーには自分に合ったボードを選べる時代になりました。そして、今のボードデザインはユーザーの用途の多様化とサーフボードの製造技術の向上によって、初心者から上級者までの安いボードになっています。

177cm×50cm×6.2cm
右の写真はレディースサーファーのHさんはブランクがありましたが、再開することでテイクオフが早く、楽しくサーフィンするデザインとしてEPSのベーグルエアーをシェイプしました。動画とライディング写真からレベル、スタンス幅と練習時間などを考えたデザインがEPSウィングフィッシュです。ボードサイズは長さ177cm、幅50cm、厚さ6.2cmでノーズ幅36cm、厚さ3.8cmでテール幅36.5cm、厚さ4.1cmでノーズロッカー11.8cm、テールロッカー4.0cmでやや強くしてマニューバ性能を高めています、ロッカーを強くすることでスピードロスを防ぐ為にノーズエリアからテールかけてやや深めのシングルタプルコンケーブを入れてストーレトエリアを長くしたデザインになっています。Hさん用の
EPSベーグルエアーです。













ミディアムローレール
テイクオフを早くする為にセンターエリアは厚くして、ターンをす
る時には入りやすいミディアムローレールにして軽くターンが出来るようになっています。








ウィングフィッシュ
センター付近はアウトラインは平行エリアを作る事とウィングを入れることテールが狭くなるので回転性能とスピートの融合を取り入れたデザインです。








183cm50cm6.3cm
Iさんはベーグルエアーを愛用していましたが波が大きい時にマニューバ
を描きやすいデザインとしてポケット1をオーダーですがベーグルエアーとポケット1とライディングで抵抗がないように考えて、センター付近はやや厚めでノーズ幅を広めにしてテイクオフが早く、マニューバが出来るデザインをシェイプしました。ボードサイズは長さ183cm×幅50cm×厚さ6.3cmのスカッシュテールです。年齢は40代後半でパトリング力が落ち、テイクオフを早くするためにやや広くノーズ幅33cm、コンケーブをノーズエリアからテールエリアにかけて深く入れてます、安定性を重視するのでセンター付近にボリュームを持たせています。Iさん用にアレンジしたホケット1デザインでオンリーワンのボードです。












ラウンドデッキ
センターエリアに浮力を持たせ、デッキはやや強めのラウンドにして、レールは薄く、ターンをやり易くしています。










シングルコンケーブの中にダブルコン
ケーブ組み合わせ

 
 
ホケット1デザインの特徴でシングルコンケーブの中にダブルコンケーブを合わせてテイクオフの速さとマニューバ性能を高めています。
 



2016年12月14日水曜日

第11回ウミヒコ飯尾ミート

ニューウミヒコサーフショツプ
11月18日から21日まで日本で一番きれいな海岸にサーフインのコーチに行って来ました。高知県土佐清水市大岐海岸です、岩田夫妻がサーフショップ(ウミヒコプレイグランド)を地元に開いて12年目になり、自分は11年目のサーフミートです、数人からは始まり、今では、3日間に指導したのは50人位で九州、兵庫、愛媛など多方面から来ていただきました。チーム員の中には子供を連れてきてサーフインを楽しんでいる人、サンゴ漁師、看護婦さんなど多種に渡っています。オーナーの岩田プロを中心に丁寧で適切な指導でチーム員が毎年、毎年、上達しています。又、今年の大きなニュースはウミヒコが移転して新しい店舗となったこと
です、道路から20メートル位手前になって、駐車場、シャワーあっ
て手作り感が一杯のサーフショップです。


バックハンドリッピィング岩田弘子さん
19日は前日の雨も上がり、波も胸から肩位ででオフシュア最高のコンデションです。20日21日とサイズダウンが良い波でした。バックハンドリッピィング岩田弘子さんのショットで波の良さと大岐の浜の綺麗さが充分にわかるでしょう。今までのサーフィンへの時間が少なかったので、うっぷんを晴らすようにサーフィンをエンジョイしているのはいいですね。







EPSウィングベーグルエアー岩田プロ

今年のベーグルエアーモデルのウィングフィッ
シュに乗り、綺麗なカットバックを決める岩田プロ、年初にウィングを入れて縦の動きが出来るEPSウィングベーグルエアーをシェイプしました、特徴を生かした変化のあるサーフインです。






半田さん波のトップでカッドバック

いつも飯尾ミートに参加してくれる半田さん波のトップで腰を下げてしまい次の動作に遅れていましたが技をかけるのは事前に準備をすると伝え、波のトップの手前で腰を回転して後ろ足から前足の重心移動を教えました。早速に実践する半田さん綺麗なカッドバックです。








バックハンドリッピィングを決めるコウヤ君


ニューボードポケット1モデルでコウヤ君、バックハンドのリッピィングを決める、ライティングで先に走っていることが多く、深いボトムターンをするように指導しました。










パワーサーフィンは健在な富田さん
自分のボードを壊してしまい、奥さんのボードを借りて、サーフイン楽しんでいた富田さん、少しボードは小さいかったが以前の調子は維持しています。パワーを生かしたサーフィンは健在です。











円を描いているターン ダイナ
サーフィンを始めて、2年目でここまでできる増田大那君、全日本選手権やプロを目指すならボトムの使い方、波のトップのライン取りと把握する事など沢山あります、集中力を持ち練習してくたい、無駄な話はしないで海と自分のサーフインに集中ですよ。









挑戦的なライン増田大樹さん
一番練習する増田大樹さん、朝から夕方まで1時間程度の休んでサーフイン三昧でした、無駄な動きも減り、大きな動きを取り入れて、ラインは良かったです、深いボトムターンと縦の動き取り入れた挑戦的サーフインしてください。練習時間が長いので休憩時間を取り入れ、集中力とライン取りの研究をしてください。写真は3日目のリツピィングのショットです。








ここからボトムに下がり縦のリッピィングを いずき

波のトップ技に集中して、一番大切なボトムターンの大切を忘れているようなので何回も何回も注意をしました、ボトムを使うことを覚えれば素晴らしいサーフィンが出来るいずきです。ホトムターンの大切さを忘れずに波の下に下がってからアクションを行ってください。










面が悪くてもリッピィングする大輔さん
ローカルのトップ維持している松下大輔さん、地元の大会でチャンピォンに返り咲いき、手堅いサーフインは健在ですが、縦の動きを加えるために深いボトムターンはリッピィング、浅いボトムターンでカットバックとターンの種類を覚えればニュー大輔になれるでしょう。








マニューバを中心の練習 歩さん
実力は充分な歩さん、いつも課題を出して、練習に目的を持たしてサーフィンをしてください。今回の指示はマニューバオンリーのラインを言いました、ノーズライディンクは満点に近いのでマニューバを加えて、新しいラインをするように言いました。











ボトムは一瞬でターンをしてください並崎さん
九州から毎回、参加してくれた並崎さん、ボトムに下がりすぎて失速が目立ちました、加速する時は波トップから下がるスピートを使うので待つ場所を波の上方の位置するのが良い指示しました。必ず良くなります。









前膝の屈伸、安定したフォームの竹廣さん


毎回、飯尾ミートに神戸がら長時間かけて参加してくれる竹廣さん、昨年まではテイクオフに問題がありましたが岩田プロのレッスンを受けてパトリング、ティクオフは問題なく、ボトムターンのやり方を教えました。ショートボードポケット1に乗れるのは早いでしょう。今回の飯尾ミート
うれしい出来事の一つです。






今回、参加者が多く、すべての人の写真は取れませんでした、大喜多さん、カメラマンの東さん、
岩城さん、光武さん、岡崎さん、市川さん、タクム君や多くの人の写真が撮れませんでした、女性陣の参加も多く、高原さん、山根さん。市川さん、包国さん、富田さん、藤田さん、高橋さんとサーフィンに真摯に接する姿は教える自分も正直に伝える事に心がけました、又、明るい雰囲気を提供してくれてありがとうございます。今回の飯尾ミートに多くの人に参加していただきましたが、岩田プロの、正直な人柄と正しい指導でチーム員やスクール生が上達しています。是非、指導内容をよく理解して、工夫することは大切です、又、考えることで新しいサーフィンになります。今回はカメラを持ち込みショットを取りましたが難しいかった、来年はもっと良いカメラマンになります。