2015年9月23日水曜日

テストデザインホケット1岩田プロからの報告

172cm×47cm×5.5cm
四国、土佐清水市のウミヒコオーナーの岩田プロからテスト中のホケット1の報告です、コンセプトは短いボードで余分な浮力をカットして、ロッカーは全体的に付けて、ボードを傾ける事で素早くターンと軽い動きができるようにPUフォームでシェイプしました。ボードサイズは長さ172cm×幅47cm×厚さ5.5cmでテール幅をやや広くしました。今回はポケット1ですが、スワローテールなので、テールロッカーを強くして、テール幅を広げてスピートとターンの切り返しを速く、レールを薄くしてドライブ性を高めたデザインです。 岩田プロは体重も軽くスタンスの幅やや狭く、ややテール側に乗るので、センター付近に浮力を持たせ、レールを薄く、余分な浮力はカットして、磐田プロの特徴で綺麗なラインのサーフィンて゛、これに技の切れを加えたら新しい岩田サーフィン見れると思い、ポケット1デザインのマイナーチェンジです。






ニューデザインのテスト中(岩田プロ)
岩田プロからの報告「NEWポケット波もずっとあり、かなり乗り込んできました。短さにスピードと浮力の不安をありましたが全く問題ありませんでした。」
「最初の乗った感触が凄く良かったのでこれはもしかしてと思っていましたがマジックボードになりそうな感じです。以前の調子良かったポケットよりも2CM短くなったのに逆にスピードが出て、レールを落としてくれているのでホールドしやすくなりドライブし、ターンのスピードも増し自分の思うようにターンができます。」頭くらいのリーフではテール幅を広げたせいかテールを沈めづらく、トップに上がりにくさを感じていましたが、それは慣れと自分の問題もあったので今はそこの部分はクリアされていると思います。板の返しも良いのでかなり良くリッピングも切れがあり
きれいに回転してくれます。これから乗り込んで行くと波によって
は弱点も出てくる事もあるのかもしれませんが、今の所パーフェ
クトです!!
新しいデザインはライダーの特徴を生かし、新しいサーフィンへの
挑戦と開発がライダーとシェイパーとの協力が必要です。
 

 

 

2015年9月20日日曜日

リアルラインファミリィーカップ2015の報告

リアルラインファミリィーカップ2015が9月13日静
リアルラインファミリィーカップ参加者
岡県磐田市豊浜海岸で参加選手50人で朝は波が小さく(膝程度)て雨の中開催されました。私はジャッジとして大会を手伝いました。早朝は波が小さいのでロングクラスを行い、10時ごろから潮が下げてきてのでショートボードクラスと順調に進みました、潮が変わりファイナルとなるとサイズが上がりロングボードショートボードスペシャルクラスでは腰から腹にサイズアップし、見ごたえのあるヒートが展開されました。




ロングボードスペシャル優勝の森口さん(左側)
リアルラインファミリィカップのロングボードスペシャルクラスは 全日本出場選手も多く熱戦が展開されましたが、波をよく選び、マラューバとノーズライディングのコンビネイションが良くアップスンダウン、カットバック、ノーズライディングをミックスした森口知明秋さんが最高点をたたき出し見事に優勝しました、他の選手にも素晴らしい選手は多かったですが高得点を出す波のセレクトが出来ず手前の波をのっている選手やパンピィング多いライディングでは高得点は得られません。選手は高得点が得られる波を見つける事を冷静に養う必要があります。    


森口さんのライディング
見事なコンビネイションの森口さんのフロターの写真です、これからカットバックとノーズライディンクと多彩な技で最高点をだしました。








優勝の萩原(左側)さんと4位大田君(右側)
ショートボードスペシャルクラスではいつも私を迎えに来てくれる大田君が決勝まで進みましたが波のセレクトが悪く4位でした、優勝は萩原さんでした。他に5クラスが行われ、トランジッション優勝の石黒勝之さん、シングルフィンクラスの優勝の今西佳代子さんでした。ファミリィーの雰囲気で大会は無事に終了しました。残念なのは貴島さんや村松君の顔が見れなかったです。来年は大会だけでなく、前日にサーフィンクリニックが出来ればよいと思います。

2015年9月6日日曜日

2タイプのポケット1デザイン

岩田プロ(左側)・山崎岳君(右側)
2タイプのポケット1シェイプデザインについて              
紹介するのはウミヒコオナーの岩田プロニューポート(左側)と20代前半の山崎岳君のボードです、岩田プロのボードサイズ172cm×47cm×5.5cmのスワローテールと山崎君のボード(右側)74cm×47.5cm×5.6cmのスカッシュです。2本ともホケット1デザインですが熟練した岩田プロのボードはPUフォームで余分な浮力をカットし、スワローテールと組み合わせてドライブターンから際どいポジションからのストレートアップが出来るようにシェイプしました。山崎君(右側)サーフィン歴3年度短いですが地元では有望なサーファーでこれからレベルアップが出来るように脚力を要求するボードでターン時に強めに力を入れて傾けるにターンとスピード出すタイプで岩田プロのボードよりは少し厚くなってます。


レール差異について岩田プロは体重50kgで軽く、センター付近
岩田プロ用(上)・山崎用(下)

は厚くレールは薄くしてつま先とかかとに力を入れると傾き易く
してしています、又、スワローテールで加速しやすいようにテール幅はやや広くしています、山崎君(重60kg)20歳前半でトライブターンからのストレートアップのリッピィングはこれから習得しなければならない技で強靭な脚力を必要としますのでレールは少し厚くしたスカッシュテールです。センターのレールは岩田プロと山崎君のボードでは2mm程度違います。レベルと年齢によりシェイプコンセプトが変わります。











シェイプ詳細データ ポケット1デザイン
岩田プロボードデータ 長さ172cm×幅47cm×厚さ5.5cm、ノーズ幅30cm厚さ3.3cm、テール幅35.5cm厚さ3.7cm、ロッカーはノーズ12.8cm、テール4.3cm、ボトムは深めのシングルダブルコンケーブです。山崎君ボードデータは長さ174cm×幅47.5cm×厚さ5.6cmでノーズ幅31cm厚さ3.5cm、テール幅36cm厚さ3.8cmでロッカーは ノーズ13cm、テール4.3cmでボトムは深めのシングルダブルコンケーブです。
又、このボードは軽く強いインネグラーファイバー使用で岩田 
インネグラーファイバー
プロにはデッキ全面使用でや山崎君には半パッチ使用になっ
ています。来月にはこのボードの反応は報告出来るでしょう