2018年4月27日金曜日

ベーグルX動画(ウミヒコプレイグランド岩田プロ)の報告





ベーグルXの動画が届きました、2年前からテストを繰り返し、自分が希望していたラインに到着しました。岩田プロから、前回、ボードの欠点を修正して、スピードと回転性をアレンジしたベーグルXです。岩田プロからの報告です、「ベーグルXの動画、ライティング二本しかありませんが、宣伝用に作成しました。」

岩田プロからの報告です。「3本目は2本目と同じEPSでレールを程よく薄く調整してもらい、1本目と2本目のデメリットを改善してもらいました。そして幅やロッカーを飯尾さんがスパイス加えてくれた感じで、ターンはよりスムーズにボードの短さを生かしての回転での加速をスムーズ使えるボードになり、乗り味に深みが出た感じです。テストできたサイズは膝下から胸。まだパワーブレイクでのテストはできていませんが、今の所オールラウンドに使えていています。
あとはユーザーのレベルや用途に合わせられるように、もう少し重量をつけてもらい、テストしたいと思います。」


3本のベーグルX(左側最新です)
ベーグルⅩは岩田プロからの要望で「短いボードでスピードが速く
、ボードの短さで回転性を補いテイクオフの速いボード」のコンセプトでシェイプデザインを考えて2016年12月頃からベーシックデザインを決めて、始めはPUフォームでシェイプしました。
岩田プロからの1本目、2本目の報告です。「1本目はPUでレールをしっかり落としてもらっていたので、ボードの短さから直進性が出せないまま敏感にレールが入りすぎてしまうので、常にパワーゾーンにボードを運び動かしていないといけないボードでした。
2本目は
反発を利用できるようEPSにしてもらいレールボリュームをアップしてもらいました。加速感が増し、ドライブターンが可能になりましたが、波にパワーが出るとレールが入りにくくフワフワ感が出ました。」

ローロッカーのスムーズなライン
以前の2本からの反省点としてスモールウェーブではEPSの方が早く、EPSの軽さを抑える為に丈夫な3Dクロス仕様にして、前回のレールが入りにくいを修正するためにレールを薄く、ボトムからの巻き上げ(アップレール)を強くて、ボトムのコンケーブを薄く入れて回転性を強くするのでフィンエリアからテールにかけてVEEを強めに入れるシェイプデザインにしました。






薄いレールとアップレール
ボード詳細データは長さ165cm×幅50cm×厚さ6.1cmです、ノーズ
幅35cm、厚さ4.0cm、テール幅37cm、厚さ4.2cmです。ロッカーはノーズ12cm、テール4.0cmで全体的にローロッカーです。ボトム形状は薄いシングルコンケーブを入れて、テールエリアからテールに掛けてVEEを強めに入れてます。



岩田プロからも良い報告と磐田市の太田君からも良い報告が届いていますのでベーグルXをニューデザインとしてリリースにします。



2018年4月20日金曜日

頑張っている山田智子さん

大磯海岸でニューボードのチェックと山田さんのサーフィン技術の
バックハンドのボトムターン
レベルアップもチェックしました。結論から言いますと確実にレベルアップしています。前回のボードと同じにアウトラインで作ってくださいの要望と追加でノーズロッカーを少しアップした下さいで前回のボードよりはロッカーがより回転性を求め、少しサイズある波(腰以上)の設定でシェイプしたボードです。普段はスモールウェーブ用を使用しているのでニューボードが合っていないのかと心配していました、本人に尋ねたところ良い波に当たらないので以前のボードを使用していただけですとの答えでした。当日は波のサイズは胸から頭くらいで良い波でした。ニューボードとサーフィンレベルのチェックしました。
最初にニューボードが合っているかのチェックでしたがボトムターンも以前より姿勢も良くなり、不要なワイプアウトが減っています。写真では腰高も少し解消して膝も曲がり腰の回転もわかります
、ターンが安定すると必然的にスピードが付き、ワイプアウトも減ります。これだけでも確実にレベルが上がっています。
リッピィンクのシークエンス(山田智子さん)

フロントサイドのターンからリッピィングまでのシークエンスをアップします。ボトムターンからリップに向かうフォーム、体重の重心移動もてきています、中段の写真は後ろ足に重心が移動しているので下段のリッピィングが綺麗に決まっています。又、他のライティングでも見ているとロングライディンクも多くありました、ワイプアウトではかならず技を掛けてタイミングが合わずワイブアウトしていましたが練習を重ねればやがてできます。修正する箇所はバックハンドの前足の使い方やフロントサイドの腰の回転とステップバックの仕方などまだありますがこの一年間は確実に進歩しています、ボードに関しては心配はありません。














171cm×48.5cm×5.8cm
ボードの詳細データはフォームはPuで長さ171cm×48.5cm×5.8cmのポケッ
ト1です。ノーズ幅32.5cm厚さ3.7cm、テール幅36.6cm厚さ3.9cmです。ロッ
カーはノーズ12cmテール4.4cmのラウンドテールです。


















深いコンケーブが特徴のポケット1
ポケット1の特徴であるコンケーブの深くいれることでボトムの水
の流れが早くなるのでて行くオフが速く、スピードも付きやすいデ
ザインです。最大3mmつけています。
関心なのは山田さん30代後半ですがサーフィンのレベルアップのために上手な選手やプロからも学び、向上心には尊敬に値します。レディースサーファーの模範になっていくサーファーでしょう。









2018年4月18日水曜日

諸伏君のライデイングチェツク(2回目)

前回、横の動きが多かった諸伏君
大磯海岸にて2回目の諸伏君、サーフィンチェツクです。1回目は
1月24日、大磯海岸で諸伏君のサーフィンをチェックしました。サーフインで気が付いて点は横に走ることが多く、最も良い場所で深いボトムターンからのリッピィングなどなく、スルーしてカットバックなど技になり修正するポイントが沢山ありました、諸伏君の実力なら修正は充分にできると思い、ボトムターンが縦の動きをするように注意しました。



彼は今年で50歳になりましたが日

角度、ボード向きなど
申し分ないリッピィング
頃トレイニングしているので体力があり、充分にレベルアップは可能ですと伝えました。4月16日、前日は南風が強く吹いていましたが、翌日はオフシュアで頭から胸位で良い波て、諸伏君のサーフィンをチェツクするには充分のコンディションです。海に入る前に本人には縦の動きをしくださいと一言いいました。最初はカメラを構えず、ライディンクチェックして、びっくりしました、それは、バックハンドのリッピィング、フローターと多彩な技を組み合わせたライデインクを何本が見ました、前回の横の動きは減り、波の上下を使った素晴らしいライデインクが多かったです。

ホトムターンからリッピィンクのシークエンス
本人はバックハンドの方が良いライディングが出来ると言いますがフロントサイドでもスピートのあるライディングに上下が加わり良いライデインクに変わってました。そのライデインクのシークエンスが右側の写真です。左上の写真はボトムターンから右上はボードのボトムがリップの上に登り、波の力を利用して早く返せる姿勢です、左下はノーズが波から出て後ろ足で蹴り込み、素早くボードが返り、左下は安定して下がり、次の技に移れる姿勢です。このシークエンスで横の動きから上下の動きに変わり、良いライデイングです。
このボードはEPSの168cm×48cm×5.8cmでスワローテールです。気が付いて点はボードが短いのでライデイングのダイナミックさが少ない感じしました。次の新しいボードは前回のボードから修正して、ボードを少し長くして幅を狭くして、スピードアップとマニューバ性能の高くしたデザインにする予定です。

左、諸伏君となりは私です
諸伏君とは30年来の付き合いで彼のライディンクの特徴は把握し
ています、彼は50歳になって遠ざかっていた大会に出るのは可能
かと言われ、諸伏君なら充分に戦えると言いました、大会に参加
する事はサーフィンのかかわりが深くなり、サーフインを通じて楽し
いサーフィンライフを過ごせるでしょう。

2018年4月4日水曜日

ノーズライデイングの名手、森口知秋さん(リアルライン)

ボトムターンからノーズライディンクの
タイミングを図る森口さん
リアルラインの浅井さんから沢山の画像を頂いています。2018年3月10日の磐田市豊浜海岸のライディンク写真から注目した画像がありました。余裕のあるノーズライディンクと基本を忠実にマスターしたマニューバからの森口さんライデイングです。2年前の実力とライディング写真を見ていると劣っているより、実力は上がっているでしょう。波のブレイクに合わせて、どこのポジションに行って、何をするかどの技を行うか選択しているところですがリラックスして余裕がわかります。





綺麗なローラコスター

波のブレイクが速ければローラコスターやフローターなどの技を選んで確実に成功する
にはボトムターンの読みが大切です。









次のアクションを考えながらのハンクオバー

ノーズライディングは華麗でリラックスして、どのくらい長い時間居られるかは重要なポイントになります、この写真はハングオーバーからブレイクが良ければハングテンにも移行できる姿勢で体の力を抜き、全神経を波のブレイクに合わせるように見えます。重要なポイントは後ろ足でボードをコントロールしているところでしょう、一気にノーズへ行けばパーリングの恐れを防ぎながら波にフィットさせて長いノーズライディングになります。





ノーズライデイングのスピートを使い
カットバックする森口さん
波のブレイクに合わせて、ノーズライディングが
終了して、次の技に移動する時、カットバックや
ローラコスターなどが出来る事が前のノーズライディングの評価が高まります、確実にフニィシュの技を決める事は大切です。よく見ているとノーズライデイングで満足してしまい、ワイプアウトかプルアウトになってしまうのは残念です。日頃の練習方法で上達の時間は違ってきます。写真は森口さんのカットバックですが、後1メートル位手前でできれば満点でしょう。





ロングボードではリラックスして綺麗な深いターンからのノーズライディングやカットバックはショートボードとは違い、美しさは採点の大切な要素になります。基本はマニューバからのノーズライディンクです、ロングボーダーの方は森口さんのライディングに注目してください。ボードはクイッカーモデルの元になったVDCモデルでしょう。