2013年12月31日火曜日

2013年の発見と報告

今年も多くの新しいシェイプデザインや新しい材料
のラミネート、その他でトライしました。好評のデザイン
や材質を紹介します。                                                  
NE50ホケットデザイン
① ショートボードホケットデザインのマニューバ性能とテイクオフの速さが好評でした。年齢層の中心は30代が多く、短いボードでもテイクオフが早くマニューバ性能が高いデザインです。以前のデザインより全体のバランス 前にしてアウトラインも全体的に広くして、ノーズロッカーを抑え、テールロッカーをアップしてシングルコンケーブからダブルコンケーブを深く入れることで理想のデザインができました。特にNE50はテイクオフ及び回転性はアップします。


                                       










② EPSと3Dクロスの組み合わせでデッキが硬く丈夫になって  
NE50べーぐるエアー・EPEクイッカー
多くのユーザーから「デッキの凹みがなく、ボードの動きも変わらない」ベーグルエアーのユーザーから届いています。EPSは浮力が大きいので、以前は全体的に薄く、レールも薄くシェィプしてましたが力を入れると極端にボードが沈みブレーキになる場合もあり、思わぬところでワイプアウトする場合がありました。適度な重量はEPSの場合には安定性とスピードを増すことがわかりました。例えれば大型タンカーは重油を満載して、帰りには重油の代わりに水を入れて、船の喫水線を下げて安定性を付ける」と同じ原理です。特にEPSロングボードと3Dクロス仕様でボードの耐久性アップと折れ防止になっています。クイッカーモデルには特に合っています。EPSロングの場合は重めボードで反発力を抑えてスムーズな動きになっています。来年は3Dクロスの両面使用によるEPSクイッカーモデルでボードの厚さはノーマルフォームより、1mm程度薄くすれば重さとロッカー調整で新しいボードを考えています。



                                                                                  
EPSと相性の良い3Dクロス











③ ロングボードユーザーがショートボードでスモールウェーフで動  
ベーグルファンに乗る松下さん
きを重視し、ロングボードの乗り方で乗れるボードデザインを開発しました。名前はベーグルファンです、横に走るスピードは速く、シングルフィン似ている動きです、ロングボードユーザーでテイクオフが早くショートボードでロングボードの動きをする楽しいボードです。





シングルフィンのベーグルファン
                 

                                                             







新しいデザイン、新しい材質の採用することでサーファーのニー  
プレイナーのみフラットボトム
ズに合うものが見つかります。シェイプ歴40年以上になります、
シェイプで大切なのは創造力と確かな技術力です、例えばボトム形状はプレイナワークが重要で数値とプレイナー(カンナ)の動きで抵抗の強さがわかり、その抵抗によってプレイナーの刃の出し入れで 綺麗なクリーンカーブがボトムに出来ます。抵抗のないクリーンカーブはスピードが必要とする大切な要素です。




                                       
ポイントチェックによるレールカット





2014年もニューアイデアにトライして高性能のシェイプをしますのでよろしくお願いします。

2013年11月23日土曜日

43歳からのオーダー

年齢43歳の中年サーファーからオーダーについて、普段は   
ノーズ先端は狭く、基本ラインからの修正
220cmのノーズ広めファンボード に乗っています、今回は短いボードに乗りたい希望です、シェイプデザインはベーグルエアでボードサイズ183cm53cm7.0cmです、体重65kgで身長170cmです、細かいオーダーについては「ドルフィンスルーが以前ボードは出来なかったので今回は出来るようにしてくださいのオーダーです。通常は幅が広くノーズ浮力が大きいとテイクオフは速いがドルフィンスルーは難しいです 、ユーザーから要望をボードに生かすにはノーズの幅やや狭く、テール幅もやや狭くアウトラインからアレンジをしています。 基本アウトラインから細かい部分はテープで修正して綺麗なアウトラインとクリーンなレールカーブ
が大切です、スピードと安定性には必須条件です。







シェイブ途中のレール

綺麗なレールカーブと形状は乗りやすさを追求する大切な条件です。上の写真からレールカーブまでできるまでハンドシェイブで2時間位かかります。







ノーズをラウンドデッキ
                                       
テイクオフが早く、ドルフィンスルーがやりやすいシェイプは正反対の要望に感じますが与えられた条件の範囲で工夫しました。工夫はノーズ先端はやや狭く、ノーズデッキはラウンドデッキぎみにして余分な浮力をとり、テイクオフの速さの妨げにならないようギリギリにシェイプしました。 





センター付近は厚く、ノーズは薄い
このボードサイズは長183cm、幅53cm、厚さ7.0cmで詳細サイズは ノーズ幅37cm、厚さ4.1cm、テール幅38.5cm、厚さ4.4cmでロッカーは ノーズロッカー12cm、テールロッカー4.0cmでシングルタプルコンケーブとVeeの組み合わせでエンドテールは216cmです。ユーザーの要望を取り入れた全体的なバランスとアウトラインです。センター付近は7.0cmでラウンドデッキでレールは薄くテイクオフの速いホードになっています。
                          







2013年10月31日木曜日

40代のクィッカーモデル

285cm×57.5cm×7.6cm
40代から50代のロングボーダーに最適なクィッカーモデルの紹介
右のボードサイズは長さ285cm×幅57.5cm×厚さ 7.6cmでスカッシュテール
ノーマルフォームのクィッカーです、オーダーの方は年齢40代後半で体重は58kgで軽めで安定性と動きを50%位の割合て゜ペースデザインを考えました。
ベース数値はノーズ幅45cm、テール幅35cmで最終テール13.5cm、ロッカーはノーズロッカー12cm、テールロッカー10.5cmでシェイプしました。ボード全体が厚いの動き易くするためにノーズコンケープ、テールエリアにダブルコンケーブを入れて、又、レール全体を薄くしました、更にテールエリアは余分な浮力をカットして、軽くみずに入るようににしました。ユーサ゜ーの要望とサーフィンレベルと体型により、ベースデザインから修正を加えて、ユーザーに合わせるようにシェイプしました。













シェイプ中のノーズコンケーブ
ノーズコンケープの役目について説明します。          
ボトムのノーズエリアに コンケーブを入れる
ことで次の利点があります、第1にノーズが
薄くできるので軽くできる、第2にノーズコン
ケーブエリアに水が速く流れることで揚力が
発生して長くノーズライディング出来るとでしょう。





 
仕上がったボトムシェイプ

上の写真から1時間後位に完成したボトムです。











テールエリアのダブルコンケーブについて  
クィッカーの特徴であるダ゛ブルコンケーブ

クィッカーモデルの特徴であるノーズからテールまで約20cmをセンター部分にフラット を入れてスピードと安定性が生まれ、レールにかけて全体的にVEEを入れて動き易くしています、更にテール付近にダプルコンケーブが入れることでターンが軽くなってスムーズなターン可能になります。


2013年10月14日月曜日

平山考継さんからポケットデザイン報告


ボトムターンから返しのカービィング
10月8日、平山考継さんから赤いボード(ホケットデザイン)の報告がありました。 場所は下田市田牛海岸です、写真は後輩の飯田昌一さんからの提供です。 平山さんはサーフィン歴40年近く伊豆の海を知り尽くしていますが、今回、 田牛海岸の写真は初めてです、伊豆らしく綺麗なブルーの海でいつもサーフィンしているのが羨ましいです。平山さんの年齢は50代後半でニューバ重視のポケットデザインを生かしたボトムターンとカットバックはボードの長所を知り尽くしたライディングは評価できます。サーフィンの愛着とトレイニングのたまものでしょう。ボトムターン、リッピング、カットバックとスピードとラインの取り方は申し分ありません。 
深いボトムターン
見事なリッピング
2枚目写真はバックサイドの深いボトムターンの写真はレールが節水面積の広さでスピード がわかります。3枚目の写真は見事なリッピングです、この前の体勢がボトムターンの深さとスピードがわかる、スピードがなければできない技です。平山さんとの付き合いは30年以上になり、若い頃は薄くボードを好み、綺麗なラインのサーフィンでしたから、今も変わらない、綺麗なサーフィンです。彼からポケットデザインは「テイクオフが速く、技から技のつなぎが失速がなくラインを描き易いボードだ」と報告がありました。長い経験からサーフボードを選ぶ目も優れています。このボードのサイズは長さ183cm×幅49cm×厚さ6.4cmでノーズ幅32cm、テール幅37cm、最終テール15cmでノーズロッカー13.2cm、テールロッカー4.8cm
の数値です。コンケーブは深めでテイクオフを速く、テールロッカーを強くしたマニューバを重視し
たシェイプでザインです。



                   













                                      
                              




2013年9月18日水曜日

ベーグルシリーズの動画


ベーグルシリーズの素晴らしい動画が四国(土佐清水市)の岩田充プロ(ウミヒコプレイグランドオーナー)から届きました。
動画は地元のリーフポイントで同日にベーグル、ベーグルエアー、ベーグルコアを肩から頭位の波で試したライディングです。
ベーグルデザインは30代から40代にかけて、普通のショートボードではテイクオフが遅くなり、ロングボードではマニューバが描けない方に、ショートボーでテイクオフが速く、マニューバが描き易いシェィプデザインとして、四国の鉄人、鳥羽真吾さんからの提案で共同開発したシェイプデザインです。

当初、ベーグルでテイクオフ重視のデザインでノーズ幅は43cmから44cmでマニューバが弱い感じですが体重のある週一回のサーファーにはピッタリのデザインでテイクオフの速さは抜群です。
又、テイクオフの速さを失わず、マニューバの性能を高めたのがベーグルエアーでノーズ幅は37cmから38cmです、更にショートボートに近付けてマニューバを高めたのがベーグルコアでノーズ幅は34cmです。ノーズ幅の違いでマニューバ性能が変わりますがテール幅、コンケーブ等はそれぞれに変えています。よく動画を見れば違いは一目瞭然です、今年からはベーグルエアーのEPSと3Dクロスの組み合わせの新しいデインも高評価で伊豆の平山考継さんや磐田の青島直樹さんからはテイクオフは速く、スピードとマニューバがよくマッチしたデザインもあります。
30代から40代のサーファーでスモールウェーブでもテイクオフが速く、マニューバを描くこと出来るデザインなので多くの方に試してください。

2013年8月29日木曜日

全日本選手権2年連続ファイナリスト中山智資(ロングメン2位)

第48回全日本サーフィン選手権大会が8月21日
から25 日まで四国東洋町生見ビーチで開催
見事なハングファイブ(中山君)
されました。ロングボードメンクラスで中山智資君(徳島ボブチーム)が昨年(3位)に続き<決
勝に進み、2位になりました。全国の強豪を退け、予選、ラウンド2、3、準決勝と確実に勝ち上がり決勝に進出しました、ファイナルディは残念ながらサイズダウンし、膝から腰となり、充分に実力が発揮できない波でしたがファイナリストは同じ条件で素晴らしいサーフィンを披露していました。中山君は後半戦に良い波捕まえ見事なハングファイブ とフィニシュ決めましたかわずかなに点が届かず2位でした。
                                                                
ボトムターン(中山君)

                                                                
ゼッケングリーンが中山君


中山君のボードは軽さを重視して、 EPSの反発力を最大限に生かしたクィッカーデザインです。 
277cm×55cm×6.5cm
中山君は四国でのNSA公認大会は連勝で昨年3位、今年の全日本選手権2位で連続してロングメンのファイナリストです。ボードはEPSでマニュバを重視したデザインで長さ277cm×幅55cm×厚さ6.5cmの ラウンドテールです、ノーズ幅42cm、テール幅35cmと全体的に幅は狭く、ノーズの厚3.3cmでテール厚さは3.6cmでテールロッカーは 11cmと全体的に薄く 、テールロッカーが強く反応の早いクィッカーモデルのボードです。次回のボートの件で中山君とミーティングでノーズロッカーはややアップとテールレールをシャープにして 、ボトムのダプルコンケープを少し長めに深目にすることで更に反応が速く、マニューバーを重視してノーズライディングも安定してできるクィッカーモデルを考えています。

2013年8月10日土曜日

杉本浩(プロ)、ホケットデザインの報告

岩手Kサーフオナー件プロサーファーの杉本浩さん   
岩手県大槌町吉里吉里の浪板海岸
からのホケットデザイン(NE50)の報告です。「
板の調子は上々です、特に、テイクオフがとてもスムーズで、ターンの伸びと繋がりがとても感触が良いです夏場はあまり波が無いので、もっといろいろな波で試してみたいです。」コメントの中でテイクオフの速さとつながりの良さはNE50のEPS効果が大きいでしょう。2年前東日本大震災で大槌町吉里吉里で前Kサーフを流され、力ずよく、1年前に新たにサーフショップを再開した杉本プロです。本人からは津波の状況などを聞き、本当に大変な事態から復活し、サーフィンを続けて、以前のような東北に戻してください。
174cm×48cm×5.4cm
杉本プロのホケットデザインNE50 は長さ174cm、幅48cm、
厚さ5.4cmのスカッシュテールでノーズ幅31cm、 テール幅37
cmで全体的にやや幅広く短いボードでもテイクオフを速く、
軽い動きができるようにコンケーブは深くして水の流れを速く
し、NE50のEPS の浮力と反発力でスムーズな動きができま
す、又、ロッカーはノーズ12.5cm、テールロッカー4.5cmです。
昨年のシェイプの違いはボードのバランスが前になっているの
テイクオフが速く、スピード重視でボードを短くして回転性
は補っています。
また、デッキをラウンド気味でノーズ厚みを保ち、コンケーブを深くして、スピードと動きを軽くすることがホケットデザインの特徴です。
  
ラウンドデッキ
深いシングルタブルコンケーブ
 












2013年8月4日日曜日

キッズボードのシェイプについて

138cm.42.5cm.4.2cm
久しぶりにキッズボートをシェイプしました。以前のキッズクラスとはレベルアップの著しく、将来、有望な選手が多く楽しみなクラスです。右のボート写真は小学生5年生の竹内克也君のボードです、浜松の名選手小畑裕さんの指導を受けて、公認大会等で好成績を残し、全日本選手権が楽しみな静岡3区キッズ代表です。竹内君のライディングは小さい体で的確に技を決められ、波の見るめと戦うハートは文句のつけようがありません。後は体ができてスピートがつけば申し分ないでしょう。シェイブに於いて、短かく、薄いボードなのでプレイナーの使い方などで苦労しました。竹内君は体重が31kg、身長139cmなのでノーズ幅27.75cmテール幅34.5cm、でノーズロッカー10cm、テールロツカー3.8cm、厚さは4.2cmでシェイプしました。コンケーブはポケットデザインを参考に深めのシングルダブルコンケーブとラウンドテールでスムーズで機敏に動くようになっています。テンブレットはこのボード用に作成して、次回に参考なるようにしています。





ボトムシステムはホケットモデルを参考にコンケーブ深め
深めのコンケーブ
にしてスムーズな動きとスピードアップにつながります。          









クリーンなカーブ



キッズ用のボードはノーズとテール
カーブは強いのでアウトラインはク
リーンなノーズカーブとテールカー
ブは不可欠です。

テールカーブ


2013年7月23日火曜日

珍しい25年前のボード

186cm,48.5cm.6.5cm
仙台の老舗ベアフットサーフの越後さんからボードオーダーです。シェイプ及びエアーブラシデザインの参考として、長さ186cm幅48.5cm厚さ6.5cmの6ディープチャンネルが送られてきました、 25年前のボードです、持ち主は残間さんで大事に
使っていたでしよう、ノーズ幅30cm、テール幅38cmでラウンドテールでローロッカーのシェイプです、その当時はFCSやフィチャーフィンなどはなく、フィンオンでサンディングに苦労した
思い出があります、性能は横に走るスピードは速く、当時はセンター付近のチャンネルが多かったですが、画期的なテールに深く入れたタイプで人気のあったモデルでした、こんな綺麗に保存されていのでびっくりしました、そして、残間さんにも感謝です、大事にしてください。このボードを見て当時の苦労と勉強が思い出します、長く続けてシェイプをする自分にも驚いています。





復活ベアフットサーフショツプ
仙台新港近くのベアフットサーフと越後さん
仙台で一番古いサーフショップベアフットは2
年前の東日本大震災で亘理町荒浜のサーフ
ショップを失い、見事に復活した仙台の老舗ベ
アフットサーフショップです、仙台新港で約50年
前初めてサーフィンをした越後さんで近くに来た
ら気楽にお店に寄ってください。仙台の古き良き話から見事に復活する仙台地域の話、いっぱい聞くの楽しい大切な時間かも、最近は仙台新港,菖蒲田浜はサーフィンは解禁で、よい地形と
グットウェーブと聞いています。





新しいボードを開く残間さん
長い付き合いの残間さんです。ニューボードで同じデザインのボードです。25年年後の新しいボードは常に進歩しているシェイプデザインです反応が楽しみです。
















2013年7月12日金曜日

EPS Quicker3本 ロングボードの報告

277cm56cm6.9cm
EPS Quicker3本ロングボードの報告です。
一本目はリアルラインの浅井さんボードです。長さ277cm×幅56cm×厚さ6.9cmの3Dクロス仕様、ラウンドテールのクィッカーです。ノーズ幅43.5cm、テール幅35cmでノーズは薄く、ロッカーは11.8cmで低く、テールは薄く、ロツカー11cmで強めにしています、レールも薄くシャープにしています。 3Dクロス仕様なので厚さ2mm厚くしてEPSの反発力を生かし、3Dクロスの重さで安定とテールエリアの薄いダブルコンケーブを入れた、スピードとマニューバーをマッチさせたデザインです。現在主流のEPSロングボードのマニューバの中にノーズラィディングができるようにラウンドデッキと薄いレールでスピィデイな動きは可能です。そして、3Dクロス仕様で丈夫なので凹みが減り、ボードの折れもの確立も下がります。

ラウンドデッキと薄めのレール
強めのテールロッカー

二本目は全日本選手権に湘南西支部からの出場する鶴田さんのアゲイン 
277cm56cm6.6cm
マジックの3D使用のEPSロングボードのラウントスカッシュ のクィッカーデザインのボードです。鶴田さんのライディングはパワーがあり、ラウンドテールより、わざの切り替えが速いスカッシュテールを選びました。右の写真のようにノーズロッカーを低めにテールロッカーを強くしています、このことによりスムーズな動きとテールロッカーと強めとスカッシュテールでスピードと切り替えの速いボードデザインです。浅井さんボード同様、3Dクロスの重さでEPSの反発力の調和したシェイプをしました。
ラウンドデッキと薄めのレール
薄いダブルコンケーブ
3本目は昨年全日本メンクラス3位の中山智資君のボードです、軽さを生か
277cm55cm6.5cm
し EPSの反発力を最大限に生かしたクィッカーデザインです。中山君は四国
でのNSA公認大会は連勝で今年の全日本選手権が楽しみです。ボードはEPSでマニューバーを重視したデザインで長さ277cm×幅55cm×厚さ6.5cmの ラウンドテールです、ノーズ幅42cm、テール幅35cmと全体的に幅は狭く、ノーズの厚さ3.3cmでテール厚さは3.6cmでテールロッカーは 11cmと全体的に薄く 、テールロッカーが強く反応の早いボードになっています。

狭めのノーズとクリーンカーブ
強めのテールロッカー










































2013年5月18日土曜日

藤居辰緒プロの大活躍

JPASプロ第2戦千倉プロで藤井辰緒プロが準優勝しました。
藤井プロのバックサイドボトムターン
2001年全日本選手権でク゜ランドマスター、ロングボードクラス2冠を制して、2002年プロに転向して、準優勝まで11年掛かりました。準決勝までは何回もありましたが、今回が初決勝進出です。第1戦ガルーダプロでも準決勝で敗れ5位でした。現在のJPSAランキング2位と好位置につけています。JPSAプロの中でで55歳の藤井プロ は20代、30代のプロ選手と戦い、勝ち抜いていく、技術レベルの高さ、精神力強さとあくなき追求心に敬意を表します。藤井さんとはアマチュア時代から現在まで、サーフボードをシェィプしています。
コンテストに使っている藤井プロのボードはEPSで長さ275cm、幅55cm、厚さ6.3cmのラウンドテールでやや薄めで゛ノーズロッ   
見事なハングオーバー
カーは低く、テールロッカーはややアップしています、ボトム形状
はフラットボトムとVEEの組み合わせのFIT(フィト)とQuicker(クイ
ッカー)のベースになったシェイプデザインです。EPSロングボードはマニューバー に適しています、藤井プロはアマチュアではショートボードでグランドマスターを制した事もあるのでマニューバーに強く、マニューバーの中にノーズラィディングを入れてライディングです。
ガルーダプロの動画を見れば良くわかります。(飯尾ブログ2013年4月23日投稿 )


  
バックサイドローラコスター
基本に忠実で マニューバーを中心に組み立てるライディングです、EPSの特徴を最大に生かしたボトムターン、リツピィンクなど55才の年齢を感じさせないショットです。
フロントのリッピィング







2013年5月11日土曜日

ポケットデザインの説明

ポケットデザイン(羽伏浦海岸)
ポケットデザインは選手から好評です、テイクオフが速く、ターンのスピートが速く、安定性があるのと全般的に言われてます、NE50にすればさらに性能がアップします。上の写真は新島の富田裕也さんの鋭角な縦のローラコスターです。

185cm48cm5.8cm
ホケットデザインはユーザーによってアウトライ、バランスを変えることで、どんなタイプの乗り方でもマッチする事ができるボード になります。この写真のボードは熱心にサーフィンする古川さんのボードて゜やや幅広く安定性を重視したデザインです、ボトムターンや加速しながらアップスンダウンを目標にしてください。













2本とも185cmですが、アウトライはひろくなっています。

ホケットデザインと2008年ボードの比較ですか、
アウトライン羽幅が全体的に広くなり、ボード少
し厚くなっています、5年前のボードは性能重視
でテイクオフの速さ、安定性は二の次になって
いた気がします、現在のポケットデザインはテイクオフが速く安定性もあって動き易いのが右のアウトライン写真でわかります、











上がアゲインマジック下が5年前ボードです
上のバランスの写真はボード厚さの違いが5年前の下のボード と上のアゲインマジックボードではバランスの違いが明らかにわかります、ノーズの薄さはテイクオフの速さに現れます、切り返しの速さはノーズ薄い方が速いですが、ポケットデザインはコンケーブを深くすることで動き易くテイクオフの速いシェイプデザインになっています。