2016年7月25日月曜日

クラシックロングボードシェイブについて

クラシックタイプ
277cm×58cm×7.8cm
久しぶりにクラシックロングボードをシェイプしました。静岡県在住のHさんからノーズライディングを主としてストレートラインで大き目のシングルフィンを付けてクラシツクのライディングが出来るボードの要望です。
ボード長さ277cm、幅58cm、厚さ7.8cmでラウンドボトムで幅の広く、安定してノーズライディンクができるようにシェイプしました。ボードは重さを加えるために6オンスファイバーのデッキ2層、ボトム1層で厚くホットコートするようにしています。重さは初速は遅いですがスピードは加速すれば重さが加わるので更に早くなります、但し、重いので回転性には
難点が出てきます、この難点を解消するためにラウンドボトムとテールロッカーのマッチが必要です。











クリーンなラウンドボトム

クラシックデザインではストレートなロッカーで厚めのボード、大きなシングルフィンではフラットなボトムでは曲がりにくくいのでラウンドボトムは必然的なデザインて゛少しの力でボードが傾きやすくできるので重いボードでもターンができます。初速は遅いですがスピートか゛増した場合にはスタンスの位置と後ろ足の位置を曲げる方向に移動することで綺麗なクラシックの動きが出来るのでライディンの
工夫は大切です。



ラウンドデッキとアツプレール
安定性と回転性に必要なのはボトムデザインだけでなく、デッキ
もラウンドデッキを採用して、クラシツクで綺麗な動きを補助して
います。レールもボトムからの巻き上げとデッキからカットするので
薄目のレールになります。





薄目のレールライン
詳細データ ノーズ幅48cm、厚さ4.8cm、センター厚さ7.8cm、テール幅37cm、厚さ4.4cmです。ノーズロッカー11.5cm、テールロッカー
10.5cmでラウンドボトムで回転性をスムーズにするためにフィンエリア手前から薄いダブルコンケーブを入れています。


2016年7月17日日曜日

ニューデザイン(バンプウィング)山崎岳君からの報告

ニューデザインの山崎岳君
photo : naoya kimoto
山崎岳君からの四国の河口のライディングです波伝説のサイトに載りました)ニューボード(バンプウィング)ポケット1の感触は山崎君の指導者(コーチ)である岩田プロからの報告では初ライドはホームブレイクではなく、某ポイントの台風スウェル。ニューボードを壊したくない気持ちでやや緊張気味でしたが、一緒に入水!慣れていく過程をチェックできました。パワーで押し込む岳のターンには、思った以上にボードの回転が強く、パンプウイングのテール側のレールの敏感な反応に戸惑ってましたが、徐々にボードの感触になれていきました。ボトムに下までしっかり降りた時は、鋭角にボードが上がり、これまでよりシャープなリップができてました!いい感じです。今回の台風スウェルでターンの力の加え加減をつかんできたと思います。
(この写真は思った通りの報告で次のデザインの改良を考えてより良いデザイン提供できればと思います。














177cm×46.5cm×5.6cm
今、ポピュラーなのはボートが短く、幅の広いボードです、テイクオフが
早く、加速性能が優れているデザインが多いですがサイズのある波や
ブレイクがきつい波ではテールが広いボードではターン時にスライドす
る場合があり、失速の原因になります。このような難点を防ぎ、ボトム
ターンからストレートアップができるデザインがポケット1(バンプウィング)で波のブレイクが早く、波のサイス胸がダブル位まで対応出来るようにシェイプしたデザインです。アウトラインはサイズのある波での使用が多いのでアウトラインもやや狭く、レールもシャープにして、ロッカーを強くしています。











テールロッカーとバンプウィングの説明ですが幅広いテールでは、
バンプウィングと狭めテール
鋭角的にターンをすることが難しく、バンプウィングを付けることでセンターからバンプまでに平行なアウトラインで加速性能を維持してバンプウィンクからテールにかけてやや狭くして回転性能をアップしたデザインです。









深めシングルダブルコンケーブ
ポケット1の特徴でボトム形状では深めシングルダブルコンケーブ
を入れることで回転性とスムーズな動きになります。ハードブレイクでもテールスライドを防ぎ、波をホールドすることで鋭い動きを可能にしています。







シェイブ詳細データはハードブレイク用でテールロッカーは4.8cm
薄いレールとクリーンなアウトライン
 
です、全体的にカーブが多くロッカーを強くしています。その他はノーズ幅29cm、厚さ3.4cmでテール幅35.5cm、厚さ3.7cmでレール形状はややテーパーレールでエンドテールは13cmです。ホードを傾かせるだけでテールロッカーを有効に使い、フルレールでのターンが出来るようにしました。






2016年7月2日土曜日

ウミヒコプレイグランドからの2つの朗報

ウミヒコプレイグランドが7月3日にリニューアルオープンします。
開店まじかのウミヒコサーフショップ
岩田夫妻が10年間お世話になった以前のウミヒコサーフショッ
プから近くに移転しました。これまで多くの皆さまの協力で基礎屋さん、大工さん、ペンキ屋さん、水道屋さん、左官さん、のまねごとをしながらここまでやってきましたが、とうとう庭師の領域まで踏み込んでいきますとウミヒコブログでわかりました。岩田夫妻の10年間の実績と人柄で岩田プロを中心に多くのウミヒコチームの皆さまがあらゆる分野で協力してくれて出来たウミヒコサーフショップと思います。どんな感じになるのか興味を持ち
ながら遠く平塚から見ていました、今年、11月後半には、大岐の浜に行き、11回目の飯尾サーフミートを岩田プロの協力で
ウミヒコの仲間
開きたいと思います、11年目になります、真剣にウミヒコチームの皆さまが取り組んでいる姿は楽しく、間違った事は言えないです、岩田プロの親切で丁寧に指導で多くの仲間が集まり、皆さまと会う楽しみと新しいウミヒコサーフショップに会える楽しもがあります。リニューアルおめでとう





四国サーフィン選手権(6月19日)
岩田プロからウミヒコチームの大活躍の報告が来ました。毎年、四国のサーファー達が技術を競う
増田大那(11歳)ビギナークラス優勝と敢闘賞
大会が開催され、大会としては十分な波で良い大会になりました、ウミヒコチームではビギナークラスで増田大那くんが優勝、サーフィン歴は2年くらいと思いますかお父さんが熱心なサーファーで親子でサーフィンを楽しんでいます、昨年は飯尾サーフミートでしどうしましたが順調に上達している証拠です、日頃の岩田君の指導、お父さんの指導と恵まれた環境の中で育っています、そう言えばウミヒコチームの大多喜さんが大那のサーフイン動画を見せてもらい、注意点を言いましたが、次の日には大那から電話があり、注意点を伝えました、この研究熱心が大切です。



オープンクラス
鈴木仁とタクムが優勝と準優勝
そしてオープンクラスでは高校生の鈴木仁とタクムが優勝と準優勝と聞きました、昨年、飯尾サーフミートでどんなやんちゃをしたのと聞きました、はっきりはわかりませんでしたが素直な良い仲間です、指導の先生が山崎岳と聞き、二度驚きましたが、若者の気持ちがわかる適任の先生です。岳が怖いと言っていたのが印象に残っています。今年はどんなサーフィンを見せてくけるのか楽しみです。






ロングボードクラス優勝
とベストライディング賞松下歩さん
ロングボード男女混合クラスでは松下歩さんが男性をしりめになんと優勝 、彼女の実力なら驚きませんでした、全日本では波のセレクトが大切です、飯尾からも連絡する予定です。










確実に成長している
  山崎岳君

ショートボードスペシャルクラスでは山崎岳が優勝で、8月には
オーストラリアでサーフイン修行でいきます、今のサーフィンか
らの進歩を期待します、岩田プロの指導をよく聞いてください。
岳ならできるよ。









それから特別賞として敢闘賞に増田大那君、ベストライディング賞に8.0のハイポイントとをたたき出した松下歩さんが選ばれました。少し出来過ぎですけどウミヒコチームの実力が向上しています。四国のはずれの土佐清水市ね大岐の浜で優秀なサーファーが岩田プロを中心に育ってます。
頑張れウミヒコチーム