2018年1月29日月曜日

2018年EPSクイッカーモデル(中山さん)

277cm×55.5cm×6.8cm
キリフレックスEPS
2018年EPSクイッカーニューモデルをシェイプしました。このボードは四国の中山君に全日本用にプランシェイプは昨年12月に中山君と要望と自分と意見をすり合わせて新しいコンセプトで今年の1月にシェィプしました。EPSで軽く丈夫
なのはキリフレックスダブルストリンガーEPSが中山さんの要望に適していると思います。ボードサイズは277cm×55.5cm×6.8cmでノーズ幅45cm、厚さ3.8cm
、テール幅34.5cm、厚さ4.0cmで前回ボードよりは厚くしています。ロッカーは
ノーズ12cmとテール11.5cmとやや強くなっていますがノーズ先端少しアップさせています。















高さのあるバックハンドリッピング
中山君のライデイングは基本に忠実なターンとトリッキーな動きを
取り入れて、ノーズライディンクは速く、マニューバは深いターンからのリッピィングは高さもあり素晴らしいと思います。








広めのノーズ幅と全体のアウトライン
2018年ニュークイッカーはアウトラインの違いはノーズは幅広く、テールも少し広くしています。これはノーズライディングのハングファインブやテンがやり易くなる事とテールを少し広くする事は
ターンの加速になります。







強めテールロッカー
幅と厚さを増す事は機敏性とか回転性能に落ちるのではないかと不安に思いましたが対処方としてはノーズとテールロッカーをアップする。








テールまでリバースV
ボトム形状はノーズからテールまでリバースVを強くする事でターンは傾き易く、フィンエリア手前からテールにかけてダブルコンケーブを薄く入れる事で機敏性を増すでしょう。







ラウンドデッキ
ラウンドデッキにして、薄めのレールとロッカーの強さでレールが水に入りやすく、ターンは加速感を増します。結果として、マニューバが良くなります。そして、厚くすることでEPSの反発力を有効に使えます。





ラミネートについてはボトムE6オンスファイバー1層でデッキS4オンス2枚で巻いて強度と軽さの調整をしています。これらの改良点をする事で軽く動きの良いクイッカーになります。又、良いボードを長く保つのは強度も考えて、折れにくいボードも考慮しています。。

2018年1月25日木曜日

久しぶりの大磯海岸(コーチィング)



大磯海岸
久しぶりにに大磯海岸に24日・25日と2日間、ライダー諸伏君(大磯ローカル)のコーチィングと新しいボードをシェイプするに当たって現在使用中のボードの確認に行きました。西風が強い時には湘南のサーフポイントでサイドオンになり良い波になるのはわかってるサーファーは多いでしょう。今回も同様でしたが24日は強い風と寒さで退散でした。翌日25日は弱いオフシュアに変わりました、波のサイズは落ちましたが充分にサーフィンとサーフボードのチェツクはできました。








諸伏君のライディング
諸伏君のライデインクをチェツクするのは久しぶりです。どの位フ
イットしているか、短いボードでテイクオフ、ターンのスピードなとをチェツクしました。問題はありませんでした。







中間を走る諸伏君
ライディングでラインのチェツクで波の中間を走ることが多く、ボ
トムの使い方が少ないので、トップターンからボトムターンそしてリッピィング又はカットバックとローティションを1セットの技として練習するとよいと言いました。








168cm×48cm×5.8cm
諸伏君とは30年以上から飯尾シェイプのボードを乗っています、彼のライディングの特徴はわかっています。2017年4月にシェイプしたボードはポケット1のEPSで長さ168cm×幅48cm×厚さ5.8cmのスワローテールです。諸伏君の年齢は51歳です。このサイズのボードは短くないかと心配していいました、諸伏君からはトレイニングをしている大丈夫と聞きました。このボードの反応は調子が良いと言われてました。次回のボードはこのボードをベースに考えているのでサーフィンのコーチとボードのチェツクしました。テイクオフ、ターン、スピートは問題ありません。この年齢でこのサイズを乗りこなしているのに驚いています。ボードの詳細データはノーズ幅32cm、厚さ3.5cmでテール幅37.5cm、厚さ4.2cmでロッカー12.3cmテールロッカー4.4cmでエンドテール15cmです。彼の乗り方はスタンス幅はやや狭めでスタンデイングポジションは後ろ気味なので、この数値をベースに次回のボードをシェイプします。




2018年1月7日日曜日

2018ポケット1とベーグルの紹介

リッピイング(岩城さん)
昨年、ウミヒコの飯尾ミートでライディングチェックとユーザーからの要望と聞き、昨年11月に岩城さんと佐藤さんのオーダーを頂きました、使用中のボードは岩城さん、佐藤さんはベーグルエアーでニューボートには、岩城さんにはポケット1を佐藤さんにはベーグルをシェイプしました。岩城さんは40代で体も締まって、サーフィンレベルは高いのでポケット1で新しいスピードとストレートアツプのリッピイングやカービィングを味わってもらいたく、シェイプしました。

佐藤さんも40代ですが、仕事の都合上、サーフィン回数が減り、大重も増えて、今乗っているベーグルエアーではテイクオフが難しくなって、楽にテイクオフできるボートの要望でベーグルをシェイプしました。

178cm×48cm×5.8cm
岩城さんのライディングスタンスは肩幅より少し広く、脚力もあるのでべーグルエアーの浮力に負けずにターンの時には充分に沈められるのでホケット1ではスタンスエリアの浮力をつけてノーズエリアには余分な浮力をなくしシャープにシェイプしました。ボードサイズは長さ178cm、幅48cm、厚さ5.8cmでエンドテール14cmです。ノーズ幅31cm、厚さ3.6cmでテール幅35.5cm、厚さ3.9cmでシェイプしました。















深めにシングルコンケーブ
ポケット1の特徴でシングルコンケーブを深めに最大3mm入れて、
水の流れを速くしていますか岩城さんの乗り方で全体的にボトムロッカーをつけて曲線を多くしています。ノーズロッカー13cm、テ
ールロッカーは4.7cmです、ボード全体を使って深いターンができ
ると思います。次回、新しい岩城さんのライデイングを期待しています。




ノーズからクリーンなラインのボードです。2018ポケットデザインは
薄めのクリーンなノーズカーブ
スタンスエリアに浮力をつけて、バランス、ロッカーは乗り方とサーフイン技量によってマッチするように変えています。









183cm×53cm×6.9cm
佐藤さんは使用中のベークルエアーでは浮力が薄く、テイクオフが厳しいのでテイクオフが早いボードがほいしといわれました。仕事の都合上、海に来る回数も減って、体重も増えてしまったと聞きました、選んだシェイプデザインはベーグルで2018年改良したベーグルです。ベーグルはテイクオフが早く、安定したテイクオフができるデザインで少ないサーフィンの時間を有効に使えるボードです。ロングボードでは長すぎてショートボードの感覚を残したデザインです。

佐藤さんのボード詳細データは長さ183cm、幅53cm×厚さ6.9cmのフィッシュテールです。ノーズ幅43.5cm、厚さ4.9cm、テール幅40cm、厚さ4.4cmでエンドテールは18cmです。










薄いシングルコンケーブ
ロッカーは抑え気味でノーズロッカー11.5cm、テールロッカー3.8cm
しています。シングルコンケーブは薄くすることで安定性増しています、テールにかけてVEEを入れて回転性を高めています。









クリーンなラインのノーズ
アウトラインは平行なラインを多くして安定性とスピード性能を高め
ています。ノーズ幅は広めですがクリーンなラインはスピード感を感じます。
               







今回のシェイプは前回のボードデータ、サーフインタイプの確認、本人の要望を聞き、シェイプデザインとボードの特徴を伝えて、理解を頂いてうえで、シェイプの準備に入りました。この方法が各ユーザーにマッチするボードを一番作りやすいのですが、ウミヒコの岩田プロからはこの方法でデータをもらってるので安心してシェイプできます。すべてののユーザーに求める事が出来ないのでオーダーの際には、より多くの情報が必要です、通信機器の発達によりラインやインスタグラムなどのSNSで動画をライディングを確認して、よりユーザーからの情報発信をお願いして、よりマッチするシェイプができると思います。