2015年12月10日木曜日

第10回ウミヒコサーフクリニック11月27日から30日

綺麗な大岐の浜
2015年11月27日から31日まで高知県土佐清水市のウミヒコプレイグランドにサーフクリニック行ってきました。今年で10年目とは
信じられない感じがします、変わらないところはウミヒコチームの
人の温かさと大岐の浜の綺麗さです、多分、日本で一番きれい
な海でしょう。初日、波は膝くらいで「出来るのかな」心配しましたがだんだん波がブレイクして充分にできました、2日目の朝はフラットで岩田君とウミヒコに着くと駐車場で10人くらいが波がありません言われましたが浜に行くと腰くらいの波がブレイクしていました。3日目も同様に腰くらいの波で行いました、最終日も平日でしたが数名のクリニックを行いました。

サーフィンクリニックについて

カットバックの増田さん
増田 大樹さん
昨年も練習量が多く、真剣なサーフィンは今年も同様でした。特徴の前傾姿勢からのスピードを重視したタイプです、ワンポイントアドバイスとして無駄なパンビィングを止めて波のブレイクに合わせて波ボトムに下がり、スピードを生かしたリッピングしてください、又、大きなライン取りのサーフィンしてください。






バックサイドの大那君
増田大那君
11歳でサーフィンをして半年だそうです、バックハントの前足の向 
き、スタンスの位置等を注意しました、すぐに治りました、ワンポイ
ントアドバイスとしてフロントが前に乗りすぎなので少し後ろに立つ練習をしてください。




富田明彦さん
柔らかい動きからおおきいターンが得意で基本に忠実なサーフィンするタイプです、ワンポイントアドバイスとしてテイクオフ時に後ろ足を引きずるのでテイクオフが遅れる傾向があるので直してください。後半戦は治り、良い時の富田さんになりました、後はボトムターンのタイミングが同じなのでリッピングするボトムターンとカットバックするボトムターンなどタイミングの研究するともっとよくなります。

大多喜さん
スタンス幅と重心移動をコーチしています。
ベーグルエアーを乗ってましたがショートライディングが多く、どこが悪いのか探していましたが前足に重心をかけるようにアドバイスをしましたが後ろ足に体重をかけずに前足に重心をかけすぎ逆にブレーキになっていました、ターンをするときには後ろ足と前足の重心の割合は65対35くらいです、横に走る時は後ろ足と前足の割合は40対60くらいの割合で重心をかける事が大切です、フィンエリアは必ず波につけていることは重要です。大多喜さんはコツをつかみ見違えるようになりました。


山崎樹君
ライン取りの説明
パワーのありそうな体格の持ち主でサーフィンに夢中な青年です、サーフィンは細かい動きとリッピングの時にテール蹴るのでフラットな動きに見えます、リッピングの時にボードのボトムが波に当たるようにしてください、ワンポイントアドバイスとして深いボトムターンを心がけてください、そして、技の回数よりストレートアップするようなライディングをしてください。




並崎さん
ショートライディングが多く、全体的にスピード不足を感じました、よく観察するとスタンスの幅が狭く
重心のかけ方が前足と後ろ足の力のバランスが悪いのに気が付きました、ワンポイントアドバイスとしてまずスタンス幅を肩幅よりやや広くして、大多喜さん同様にターンをするときには後ろ足と前足の重心の割合は65対35くらいです、横に走る時は後ろ足と前足の割合は40対60くらいの割合で重心をかける事が大切です、なるべく大きく動きを事を心がけてください。

横のスピードを生かしたガットバツク
山崎岳君
昨年より、確実にレベルを上げています、オーストラリアでのサーフィンが良い勉強になったのでしょう、注意する点は技と技のつなぎに無駄な動きがあるので岩田プロのフロターから次の技に入る時の力の入らないロスタイムない動きを勉強してください、ワンポイントアドバイスとして縦と横の動きのコンビネイションを取り入れてください、最終日に横のスピードを生かしてブレイク部分を波として考えてスピードを生かして動きは大切です、新しい事を取り入れるようにトライしてください。



仁君
昨年はサーフィンを始めたばかりでわかりませんでしたが今回はよく観察しました、チェックすると
ライディンクスタイルが姿勢が高く、ターンも同様です、ワンポイントアドバイスとして少しスタンスを広くして、ボトムターン時に両ひざを曲げて姿勢下げてターンをしてください。そうすればワイプアウトは少なくなります。

松下歩さん
カットバックの入り方の指示 
ノーズライディグが得意でサーフィンは問題ありません、全体的にスピードアップは必要と思います、又、ノーズライディングの割合が多いのでマニューバを少し多く取り入れた方が良いでしょう、ワンポイントアドバイスとしてカットバックするときに事前のターンがなく、方向を変える感じでスピードがなく見えるのでカットバック用のターンをして、加速してからカットバックをしてください。新しいサーフィンの開拓です。



松下大輔さん
ロングボードサーフィンは上手に乗りこなしています、ただ特徴が少ないです、マニューバもマアマア、ノーズライティングもマアマアに感じます、ライディングにメリハリがほしいと感じました、ワンポイントアドバイスとして1本のライディングに高得点を取れるようなポイントを作ってください。ジョートボードも同様でしょう。

竹廣さん
重心移動についての説明
ベーグルエアー使用で昨年は波に乗る数が少なかったですが、
今年はテイクオフも早くなり、波に乗る回数も増えました。サー
フィンを楽しんでいる感じがしました。只、前足が伸びているの
で、スピート不足と長く乗る事を心がけてください。ワンポイント
アドバイスとして前膝を曲げて全体的に姿勢を下げて加速でき
るようにターンをするときには後ろ足と前足の重心の割合は65
対35くらいです、横に走る時は後ろ足と前足の割合は40対60く
らいの割合で重心をかける事が大切です、フィンエリアは必ず
波につけていることは重要です。


徳永さん

ターンの説明
岡山から来てもらいサーフクリニックを受けてもらい、ありがとございます。真面目にサーフィンをとの組んでいる姿勢はわかりま
す、一昨年より、テイクオフが多くなりました、あと少し何かが足らないと思いました、テイクオフ後に上半身に力が入りすぎで柔軟性が失われているように見えます。ワンポイントアドバイスとして肩の抜いてテイクオフしてください、更に笑ったりとかして緊張といてください、ターンすること集中するようにしてください。



タクム君
フロントサイドは問題なく上手に乗っていますが、ワイプアウトが不規則な形でたおれるのでケガの発生にもなるので不用意なワイプアウトは注意してほしい、問題はバックハントターンで後ろ足の力を入れすぎ前足に抑えが足らす波の上に上がってしまって上手ターンが出来ない事が多かった、フロントもバックサイドもターンの重心移動は変わりません、フロントと同じように重心の移動を考えてください。ボトムターンは後ろ足で蹴り込みながら重心を前足に移動してボードを抑えながら腰の回転でターンします、素晴らしい先生岩田君から重心の移動方法を教えてもらってください。途中までできていました。

小原さん
シングルフィンのベーグルファンを使いサーフインを楽しんでいました、見る機会が少ないのでアドバイスすることができません、来年は必ず見ますのでサーフインを続けてください。

包国さん
サーフィンはまだビギナーなのでテイクオフをチェックしました、後ろ足の膝がボードについているので膝をつけずにテイクオフをするようにいいました。一本うねりから乗れましたと嬉しそうに話してくれたのが印象的でした、ワンポイントアドバイスとして、家でボードの上と想定して肩幅程度スタンス幅で腕立て伏せの要領でテイクオフの練習してください、必ず、楽しいテイクオフができます。

北原さん
テイクオフは問題なく上手にできます、ややスタンスの幅が狭いのが気になります。ライディングはトップターンから加速はできるようになっていますか姿勢が高いので不安定になっています、ワンポイントアドバイスとして、トップターンから波のボトムに下がる事と下がる時に前膝を曲げて重心を前足にかけながらターンしてください。そうすればスピードが付き長く乗れるようになります。時間はあります、目標をしっかり立てて取り組んでください。

半田君
仕事の合間に来てくれてありがとう、昨年までのサーフィンの実力は維持が出来ています、サーフインスタイルが姿勢が低いのでターンの時やカットバックの時に体を伸ばす事でターンの伸びとスピート出る事を練習してください。

宮崎さん
ライディングがわかりませんでした、コメントができません、ごめんなさい、来年はチェックします。

中島さん
き本に忠実にサーフィンでターンなどは問題ありません、ターンのタイミングをずらしたり、浅いターンや深いボトムターンなど変化のあるサーフィンにトライしてください。

市川さん
長く海外に在中され、カルフォルニアのサンタクルーズなど懐かしいポイント名を聞きました、サーフィンは基本に忠実な大きなラインサーフィンです、ボードが短くなっても大きなサーフィンにトライしてください。

内田さん
ロングボーダーでボトムターンにトライしてください、ターンに伸びがないのでラインが小さくなっています。ボトムターンは後ろ足と前足の重心の割合は65対35くらいで後ろ足を蹴り込みながら、前足に重心を移動して、腰の回転が大切で加速することが大切です。

最終日は月曜日でも皆さんが真剣にサーフィンを取り組んでいました。遠くは福岡の並崎さん、大阪の北原さん、岡山の徳永さん、神戸の竹廣さん、地元のサーファーなど楽しくサーフィンクリニックは無事に終了しました。ウミヒコプレイグランドオーナー岩田プロのサーフィンスクールの親切な指導で多くの人が集まり、各自が目標をもってトライしていました、又、皆さまのサーフィンを見る事でシェイプの勉強になり、次のサーフボード作りに大変役立ちます。来年も楽しく、厳しくやりましょう。
月曜日は少数で行いました。




 





2015年11月27日金曜日

久しぶりディープ6チャンネル

ディープ6チャンネルEPS
久しぶりにディープ6チャンネルをシェイプしました、10年前くらいにアランバーンやコングさらに古くリッチーコリンズと愛用者を覚えています、今回はEPSて゛6チャンネルとスパーホワイト(エポキシ樹脂)とシンネグラーファイバー使用で軽く、丈夫で変色の少ないボードです。ライダーは来年、還暦を迎える平山さんでテイクオフが早く、スピート出るで、デイープ6チャンネルなので回転性を強めるたるにテールロッカーを強くしました、ディープチャンネルボードシステムの利点は波にフィットして横に走るスピードは速いのが特徴ですが、欠点は回転性に難点があるのでチャンネルの深さ、長さとテールロッカーの強くすることでスピードと回転性を兼ね備えたボードになります。40代以上になるとパドリング力が落ち、テイクオフが遅くなり、ワイプアウトが増える原因の一つです。このボードはテイクオフを早く、波のブレイクより早く動けば色々なラインどりが出来、レパトリーが増える事になるように工夫しています。まず、バランスを前する為に、ある程度ノーズ幅を保ち、全体の厚みを前に移動する事でノーズよりに体重かけれるようにするのが大切です。ホトム形状ではノーズ付近からセンターより後方まで薄いシングルコンケーブを入れ水の流れを早くする、そして、ロッカーをノーズを抑え気味にテールロッカーを強くすることで、スムーズな動きができるようにになります。






テイクオフの早さの工夫
右の写真の上段はノーズエリアから薄いシングルコンケーブを入れている
写真で中段はシングルコンケーブをノーズからフィンエリアまえまでに薄く
いれています。下段は全体的にバランスを前にしている写真です。但し、バランスを前にすると反応が鈍くなり、素早く動くことができません、ストリンガー付近を厚さを保ちレールを薄くする事とボトムにコンケーブを入れる事で反応を早くしています。又、丈夫で軽いインネグラーバッチを使用しています。













6チャンネルラウンドスカッシュ
6チャンネルしステムについて
上段はチャンネルの長さと深さの写真です、下段はラウンドスカッシュテールにしています。チャンネルシステムの利点はターンの時に直進的なスピートを増し、波のフェイスにフィットして、速いブレイクの波に有効でする。但し、直進性が強すぎてカービィングが難しい場合があるのテールロッカーを強めにして、タールもラウンドスカッシュにして直進性とカービィングの融合でスピートを増し、迫力のあるサーフィンができます。













アゲインクジック6CH
平山さんの詳細ボードデータは長さ188cm×幅51cm×厚さ6.5cm
でEPSでスパーホワイト(エポキシ樹脂)使用で硬くって軽いめにしあげています。ノーズ幅33cm、厚さ3.8cm、テール幅36cm、厚さ4.3cmて゛ノーズロッカー13cm、テールロッカー4.7cmでエンドテール12cmです。又、テイクオフを考慮してバランスを前にしています。平山考継さんとは40年以上の付き合いでレールもミディアムにしてラウンドデッキとともに反応の速いボードになっています。平山さんからの報告をまってボードの感想を報告します。

                  
                                                












                                                                           




2015年11月22日日曜日

サーフィンクリニック豊浜11月15日

11月15日、磐田市豊浜海岸でリアルラインのサーフィンクリニック
を行いました。風はオフショアで波は胸位で良いコンデションでした。ロングボードを午前中にして午後からショートボードを予定していました。右の写真は海に入る前にライディングの指示しているところです、リアルラインのロングボーダーはレベルが高く、試合に勝つためにコーチィングを主にしました。




深いラインどりの指摘です。
大場さんはオールランダーでマニューバ、ノーズライディングと   
そっなく上手にのります、反面、アッピール度が少なく見えるので細かいラインの修正と無駄なノーズライディングを指摘し、深いラインでボトムを使うようにコーチしました。修正することで確実にレベルアップを図り、明確な目標を持つことが大切でしょう。






もう少し角度あれば(佐藤さん)
佐藤さんは今年、全日本選手権でR2まで進み、自信と裏腹に、佐 藤さんは自分の足らない事部分をを指摘しました。全日本前はボトムターンの大切さを述べましたがこれからしリッピング、ガッバックのラインどりを説明しました、ボトムターンはマスター出来ているので、後はつなぎと技のレパトリーを増やすことでしょう。







ボトムターンの前足の使い方を
久保木さんテール乗りで後ろ足だけでターンをするのでスピード  
が不足しているので前足の使いレールの入れ方を言いました、
大きなラインどりとボトムターンを指導しました。又、人が多かったですが波の乗る回数が少ないのが気になります。







守口さんの綺麗なカットバック
守口さんはノーズライディングとマニューバを組み合わせ、カット
バック、リッピングを組み合わせて素晴らしいサーフィンを披露し
ていました、どこも修正はなくはありません。新しいコンビネイシ
ョンをトライしてください。






伊藤さんはショートボードからロングボードの転向です、ショートボードの多くの方はボードの立つスタンスの位置が前の方に立ってしまい、鋭いターンがてぎず、後方に位置するとスピートが出ない事が多いです、伊藤さんはロング転向1ヶ月で同じ現象です、サーフィンをチェックするとスタンスが前なので鋭いターンがでぎず、方向を変える事も大変な状況でした。まず、スタンスの位置ターンのやり方、波の横を走る方法と波の中間よりやや上を位置して加速する方法をコーチしました。
次回のちぇっくするのがたのしみです。
戸塚さんは少しテール乗りで細かい動きが多く、ポイントなる技が少ないので、レールの使い方とボトムターンを指導して、リッピングをするように伝えました、又、パンピングが多かったので波を乗り継ぐときにつかうのがパンピングで通常はつかわないように言いました。
また、多く方がいましたが時間がなくコーチできなく、又、次回に考えています。
                                          
                                          
ターンが綺麗な大場さん
午後からショートボードをコーチしよう思いましたが時間が合わず失礼しました、次回はショートボードを先に考えています。

2015年11月8日日曜日

素晴らしいリッピィング一柳海喜さん

深いボトムターから連続ショツト
一柳海喜さんから基本に忠実なリッピィングの写真が届きました。右の写真は深いボトムターンとリラックスしたターンとリップにヒットしているときに波の裏側が手が見えて最後ボトムが見える素晴らしいショットです。昨年、ひざの故障も治り、徐々に調子も上がっているのがわかります。サーフィンの楽しさを苦しみがわかり、長い経験と努力によるたまものです。このボードは長さ178cm×幅46.5cm×厚さ5.6cmPocket1のNE50のスカッシュテールです、コンケーブも深く、ボードの性能を引きでいる写真でしょう。


















一柳さんから新しいアゲインマジックのボードをシェイプしました。ボ

178cm×47cm×5.7cm
ードサイズは長さ178cm×幅47cm×厚さ5.7cPocket 1でNE50のスカッシュテールで前回のボードより少しセンターを厚くしてレールは薄
く、波に食い込みやすくしています。テイクオフを少し早くしてボトムターンの伸びを重視するのでNE50を採用しました。シェイプ詳細データはノーズ29.5cm厚さ3.4cm、、テール35cm厚さ3.75cmで厚さ5.7cm、ノーズロッカー13cm、テールロッカー4.5cmでスピートを重視したシェイプをしました。本人からの反応は後日、また、報告します。







深いコンケーブとNE50
NE50はEPSフォームとPUフォームの利点を生かしたデザインで
す。EPSの浮力をテールに使い(Puフォームの3倍浮力)ターンの伸びやリツピィング、カットバックの返しの速さになり、Puフォームを使用することで安定性を生かしだデザインです。又、変色が少なく、硬いエポキシ樹脂スパーホワイトを使用しています。

2015年10月11日日曜日

活躍する大場健久さん

大場さんの見事なボトムターン。(赤羽根海岸)
アゲインマジックのEPSクィッカーモデルに乗るリアルライ
ン大場健久さんのコンテストでの報告です。赤羽根ロングボードクラシックで3位、ファイアーマンコンテスト(FSA)では準優勝しました。昨年までは腰の故障で練習が出来ず、リハリビに専念して今年から見事の復活です。本人からオーダーでEPSかNE80の選択で相談を受けて新しい大場さんを見せるならEPSの反発力と機敏性を生かして、マニューバーを重視したラインで6対4ぐらいの割合でサーフィンをトライした方のがでないかとアドバイスしました、又、マニューバーを重視したクイッカーモデルをシェイプしました。大場さんの相談として良かったし、新しい大場さんサーフィンを見せい下さい。











277cm56cm6.8cm


大場さんのボードはドライブ性を生かしてノーズライディングも十分 
にできるクイッカーで波のサイズは腰から頭位までオールマイティ
ーに使え ます。このタイプは3Dクロス仕様で重量を加味して安定
とドライブ性を重視したタイプの進化系タイプでインネグラーファイ
バー仕様なので少し軽くなりますがボトム6オンスファイバー仕様でノーズライディングとマニューバを4対6の割合です。ロングボード詳細データ、サイズは長さ277cm×幅56cm×厚さ6.8cmでノーズの厚さ43cm、厚さ3.9cmでテール幅35cm、厚さ3.8cmのラウンドテールです、レール形状はミデイアムローレールで全体的に薄目にしています、ボトム形状はクイッカーですがテールエリアのダブルコンケーブはやや深めにして、Vボトムをやや強くしてマニューバー性を高めています。又、強度と軽さを兼ねているインネグラーファイバー仕様でボトムは6オンス使用して強度を図ってます。






表彰式での大場さん

多くの大会で活躍している大場さんの表彰式の写真です。上の写真
は赤羽根クラシックロングボードコンテスト(3位)で下の写真はファイアーマンコンテスト(FSA)準優勝です。









ファイアーマンコンテストでは消防士サーフィン連盟の副会長として 
左から大場さん、平山さん、浅井さん
活躍している平山さんを囲んで左側の浅井さん(リアルライン)と準優勝した右側大場さんで珍しい写真です、消防士は日ごろのトレイニングで体力を鍛えているのでサーフィン歴も長く、レベルが高い方が多いです、その中で活躍するサーファーの実力は評価できます。


2015年9月23日水曜日

テストデザインホケット1岩田プロからの報告

172cm×47cm×5.5cm
四国、土佐清水市のウミヒコオーナーの岩田プロからテスト中のホケット1の報告です、コンセプトは短いボードで余分な浮力をカットして、ロッカーは全体的に付けて、ボードを傾ける事で素早くターンと軽い動きができるようにPUフォームでシェイプしました。ボードサイズは長さ172cm×幅47cm×厚さ5.5cmでテール幅をやや広くしました。今回はポケット1ですが、スワローテールなので、テールロッカーを強くして、テール幅を広げてスピートとターンの切り返しを速く、レールを薄くしてドライブ性を高めたデザインです。 岩田プロは体重も軽くスタンスの幅やや狭く、ややテール側に乗るので、センター付近に浮力を持たせ、レールを薄く、余分な浮力はカットして、磐田プロの特徴で綺麗なラインのサーフィンて゛、これに技の切れを加えたら新しい岩田サーフィン見れると思い、ポケット1デザインのマイナーチェンジです。






ニューデザインのテスト中(岩田プロ)
岩田プロからの報告「NEWポケット波もずっとあり、かなり乗り込んできました。短さにスピードと浮力の不安をありましたが全く問題ありませんでした。」
「最初の乗った感触が凄く良かったのでこれはもしかしてと思っていましたがマジックボードになりそうな感じです。以前の調子良かったポケットよりも2CM短くなったのに逆にスピードが出て、レールを落としてくれているのでホールドしやすくなりドライブし、ターンのスピードも増し自分の思うようにターンができます。」頭くらいのリーフではテール幅を広げたせいかテールを沈めづらく、トップに上がりにくさを感じていましたが、それは慣れと自分の問題もあったので今はそこの部分はクリアされていると思います。板の返しも良いのでかなり良くリッピングも切れがあり
きれいに回転してくれます。これから乗り込んで行くと波によって
は弱点も出てくる事もあるのかもしれませんが、今の所パーフェ
クトです!!
新しいデザインはライダーの特徴を生かし、新しいサーフィンへの
挑戦と開発がライダーとシェイパーとの協力が必要です。
 

 

 

2015年9月20日日曜日

リアルラインファミリィーカップ2015の報告

リアルラインファミリィーカップ2015が9月13日静
リアルラインファミリィーカップ参加者
岡県磐田市豊浜海岸で参加選手50人で朝は波が小さく(膝程度)て雨の中開催されました。私はジャッジとして大会を手伝いました。早朝は波が小さいのでロングクラスを行い、10時ごろから潮が下げてきてのでショートボードクラスと順調に進みました、潮が変わりファイナルとなるとサイズが上がりロングボードショートボードスペシャルクラスでは腰から腹にサイズアップし、見ごたえのあるヒートが展開されました。




ロングボードスペシャル優勝の森口さん(左側)
リアルラインファミリィカップのロングボードスペシャルクラスは 全日本出場選手も多く熱戦が展開されましたが、波をよく選び、マラューバとノーズライディングのコンビネイションが良くアップスンダウン、カットバック、ノーズライディングをミックスした森口知明秋さんが最高点をたたき出し見事に優勝しました、他の選手にも素晴らしい選手は多かったですが高得点を出す波のセレクトが出来ず手前の波をのっている選手やパンピィング多いライディングでは高得点は得られません。選手は高得点が得られる波を見つける事を冷静に養う必要があります。    


森口さんのライディング
見事なコンビネイションの森口さんのフロターの写真です、これからカットバックとノーズライディンクと多彩な技で最高点をだしました。








優勝の萩原(左側)さんと4位大田君(右側)
ショートボードスペシャルクラスではいつも私を迎えに来てくれる大田君が決勝まで進みましたが波のセレクトが悪く4位でした、優勝は萩原さんでした。他に5クラスが行われ、トランジッション優勝の石黒勝之さん、シングルフィンクラスの優勝の今西佳代子さんでした。ファミリィーの雰囲気で大会は無事に終了しました。残念なのは貴島さんや村松君の顔が見れなかったです。来年は大会だけでなく、前日にサーフィンクリニックが出来ればよいと思います。

2015年9月6日日曜日

2タイプのポケット1デザイン

岩田プロ(左側)・山崎岳君(右側)
2タイプのポケット1シェイプデザインについて              
紹介するのはウミヒコオナーの岩田プロニューポート(左側)と20代前半の山崎岳君のボードです、岩田プロのボードサイズ172cm×47cm×5.5cmのスワローテールと山崎君のボード(右側)74cm×47.5cm×5.6cmのスカッシュです。2本ともホケット1デザインですが熟練した岩田プロのボードはPUフォームで余分な浮力をカットし、スワローテールと組み合わせてドライブターンから際どいポジションからのストレートアップが出来るようにシェイプしました。山崎君(右側)サーフィン歴3年度短いですが地元では有望なサーファーでこれからレベルアップが出来るように脚力を要求するボードでターン時に強めに力を入れて傾けるにターンとスピード出すタイプで岩田プロのボードよりは少し厚くなってます。


レール差異について岩田プロは体重50kgで軽く、センター付近
岩田プロ用(上)・山崎用(下)

は厚くレールは薄くしてつま先とかかとに力を入れると傾き易く
してしています、又、スワローテールで加速しやすいようにテール幅はやや広くしています、山崎君(重60kg)20歳前半でトライブターンからのストレートアップのリッピィングはこれから習得しなければならない技で強靭な脚力を必要としますのでレールは少し厚くしたスカッシュテールです。センターのレールは岩田プロと山崎君のボードでは2mm程度違います。レベルと年齢によりシェイプコンセプトが変わります。











シェイプ詳細データ ポケット1デザイン
岩田プロボードデータ 長さ172cm×幅47cm×厚さ5.5cm、ノーズ幅30cm厚さ3.3cm、テール幅35.5cm厚さ3.7cm、ロッカーはノーズ12.8cm、テール4.3cm、ボトムは深めのシングルダブルコンケーブです。山崎君ボードデータは長さ174cm×幅47.5cm×厚さ5.6cmでノーズ幅31cm厚さ3.5cm、テール幅36cm厚さ3.8cmでロッカーは ノーズ13cm、テール4.3cmでボトムは深めのシングルダブルコンケーブです。
又、このボードは軽く強いインネグラーファイバー使用で岩田 
インネグラーファイバー
プロにはデッキ全面使用でや山崎君には半パッチ使用になっ
ています。来月にはこのボードの反応は報告出来るでしょう









2015年8月16日日曜日

テストデザインポケット1

172cm×47cm×5.5cm
ポケット1のテストデザインです、コンセプトは短いボードで余分な浮力をカットして、ロッカーは全体的に付けて、ボードを傾ける事で素早くターンと軽い動きができるようにPUフォームでシェイプしました。ボードサイズは長さ172cm×幅47cm×厚さ5.5cmでテール幅をやや広くしました。右の写真はカットしたアウトラインの原型とセンターはシェイプ済みで左側はロッカーです。今回はポケット1ですが新しくロッカーを強くして、テール幅を広げてスピートとターンの切り返しが速く、レールを薄くしてドライブ性を高めています。



上はノーズレール、下は全体的なレール形状
ボートの詳細データはノーズ幅30cm厚さ3.3cmでテール幅35.5cm、厚さ3.75cmでノーズロッカー12.8cm、テールロッカー4.3cmでレールを薄くしてドライブ性を高めています。
右の写真ですがレールを薄くしていますが、体重が55kg以下でボード長さが172cmでコンケーブはホケットデザインの特徴でシンクセルダブルンケーブで全体的に入れて、特にフィンエリア付近は深く入れています、テール幅をやや広げ、スワローテールとノーズロツカーを強めて、回転性は十分ですがドライブ性を強めるために薄いレールにしてターン時にレール全体にみずに入りやすくしています。















ノーズロッカーの作り方

ハンドシェイプでは重要なポイントで右側の上写真はノーズロッカーの作り方でセンターからの数値で30cmのポイントを0.5cmカットしてノーズは印の部分までRをかけて削りに下段写真は出来上がりの写真です、テールやコンケーブも同様で
数値を記録することで次回のシェイプに役立ちます。















上段はスワローテル、下段は薄目テール
ポケット1デザインでは新しいテストとしてテール形状をスカッ   
シュからスワローテールに変更することで際どいポジション
での切り返しを速くできる事と薄いレールを採用するので
きり返しが早く、ドライブ性をたかめるようにしています。 














  



2015年8月1日土曜日

最新のロングボード事情 ②

277cm55.5cm6.4cm・277cm56cm6.7cm
もう一方のマニューバ重視のボードについて、このタイプはショートボードのように動くように多数のシェイプポイントを変えます。右の写真は左側のボードはマニューバ系で右側はオールランド用です。アゲインマジックのEPSクイッカーインネグラーとニューエポキシ樹脂仕様の軽く丈夫なボードです。オーダの方は西湘支部のロングメンで2年続けて1位で予選を通過している鶴田君です。彼の要望はオールランド用ボードは腰から胸位は申し分なく動きますが少し大きい波だとマニューバを描く時にラインが流れるのでマニューバをしっかりと描けるボードが右側のボードです。全体的に薄く細く、レールはローボクシーで切り返しを速くし、ボトムもVEEを強めに、ロッカーも強くして素早いターンと縦の動きが出来るようにシェイプしました。
ローボクシーしーレールとインネグラー仕様
大会にはスモールウェーブ用と胸以上用ボードと2本は必要でしょう。







シェイプ詳細データは長さ277cm、幅55.5cm、厚さ6.4cmでノーズ幅42cm、厚さ3.4cm、テール幅34cm、厚さ3.7cmでロッカーはノーズ12cm、テールロッカー11.5cmです。ワイデスポイントはセンターでマニューバを重視したアウトラインとバランスです。又、薄いボードなので強度を増した樹脂とインネグラーファイバー仕様で軽く強度あるボードになっています。





強めテールロッカー

その他の調整では強めのロッカーとVEEで縦の動きとターンの加速を増すようなシェイプしました。 











強めVボトムとコンケーブ
 

 
胸以上の波では鋭角的なターンは強めのテールロッカーとコンケ 
ーブ強めVボトムは大切なシェイプのキーポイントです。ロングボードのオーダーもおもに使用する波のサイズや乗り方によってシェイプ方法も変える時代になりました。そして、薄いボードは折れやすいのでアゲインマジックでは新しいグラスファイバーや樹脂を探し、ユーザの要望に応えるに行っています。

                            

2015年7月27日月曜日

最新のロングボード事情 ①

277cm×56cm×6.8cm
アゲインマジックでは新しく丈夫で、動きの速いクイッカーモデルを勧めています。 少し高価ですが、硬い変色の少ないニューエポキシ樹脂とインネグラーファイバー仕様で折れにくい丈夫なロングボードです。ノーズライディングとマニューバを割合を5:5にしたタイプとショートボートのような軽く動きの速いマニューバを重視したタイプがあります。写真のイエローボードはドライブ性を生かしてノーズライディングも十分にできるクイッカーで波のサイズは腰から頭位までオールマイティーに使え ます。このタイプは3Dクロス仕様で重量を加味して安定とドライブ性を重視したタイプの進化系タイプでインネグラーファイバー仕様なので少し軽くなりますがボトム6オンスファイバー仕様でノーズライディングとマニューバをハーフアンドハーフ割合です。もう一方はマニューバを重視したタイプで軽く丈夫でロングボードでショートボードのような動きができるボードです。


薄目のミデイアムローレール
ロングボード詳細データ、サイズは長さ277cm×幅56cm×厚さ6.8cm
でノーズの厚さ43cm、厚さ3.9cmでテール幅35cm、厚さ3.8cmのラウンドテールです、レール形状はミデイアムローレールで全体的に薄目にしています、又、強度と軽さを兼ねているインネグラーファイバー仕様でボトムは6オンス使用して強度を図ってます。






コンケーブとVシステム

ロッカーはノーズロッカー11.6cm、テールロッカーは10.7cmでやや
強めにしてクイッカーの特徴である、テールエリアにコンケーブとVシステムの組み合わせで動きが軽くマニューバ性能を高めています。




もう一方のマニューバ重視のアゲインマジッククイッカーは次回
に紹介します。

2015年7月8日水曜日

ニューNE50ホケット1の報告

175cm×47cm×5.6cm
アゲインマジックでは丈夫で軽く変色が少ないホケット1を紹介します。
ユザーからは「凄く早くテイクオフができるので波ノブレイクに積極的
にアプローチができるのでサーフィンが楽しくなりました」と連絡があり
ました。シェイパー冥利につきる言葉でした。この新しいエポキシ樹脂
仕様で軽くて丈夫で変色の少ないポケット1ができました。又、このボードにはニューインネグラーファイバー仕様なので、更に軽く丈夫になっています。2点のエポキシ樹脂とインネグラーファイバーは高価でずがユーザーには最適で有効なものです。ニューインネグラーファィバーはデッキパッチやEPSロングボードで軽く、丈夫なボードが合うライディングには必須になるかもしれません。アゲインマジックではなるべくリズナブルな
価格で提供したいと思っています。











間隔狭いニューインネグラーファイバー
ニューインネグラーファイバーは以前より網目の間隔が狭いの
で網目の間の弱さが解消されるのと凹凸が少なく出来上がりが綺麗に丈夫さも倍増されました。








ユザーのライディング写真と本人の要望を聞き、ボードサイズ(
NE50とやや強めのテールロッカー
ニューNE50ポケット1)、体重は52kgで軽く、スタンスはやや狭く、テールに乗るのタイプなので、詳細データは長さ174cm、幅47cm、厚さ5.6cmにして、ノーズ幅31cm厚さ3.4cm、テール幅は36cm、厚さ3.7cmにして、レールは薄めのミディアムにしています。全体的なロッカーはノーズロッカーは低く、テールロッカーは4.5cmにしてホケット1デザインの特徴であるシングルコンケーブをノーズはやや薄く入れ、テールにかけて深く入れるのでテイクオフが早く、コンケーブの揚力を利用して速い切り返しのできるボードにシェイプしました。


全体的にニューエポキシ樹脂を利用するのでボードは白く、スム  
綺麗なラインのレールカーブ
ーズなラインのボードです。