2017年5月25日木曜日

佐藤友彦さんのサーフイン(リアルライン)

オンシュアでのホトムターン
佐藤友彦さんはリアルラインチームの一員でロングボートのクイッカーモデルを愛用して毎年、確実にレベルアップしているロングボーダです。ライディングは基本に忠実なボトムターンが特徴で深いトライブターンから繰り出す技はスピートがあってダイナミックに
リッピィングやカットバックになります。右の写真はオンシュアの波でも自分の特徴を表現できるのは良い波ではもっと良いターンができるし、色んな波に対応できる事になります。



前足に重心を移動
深いボトムターンをするにはテイクオフからドロップインする時に前足に重心を移動し、なるべくボートのホトムの摂水面積を増やすことはトライブターンが可能になってダイナミックなターンができる事になります。






ダイナミックなリッピィング

深いボトムターンからはダイナミックなリッピィングやカットバックが可能になります。この写真のリッピィングは事前のターンのスピードとリッピイング時、後ろ足の重心のかけ方でノーズの出方と次の技に入るスピードロスがないように前足の重心移動が重要になります。







ハングオーバを決める佐藤さん
ロングボードサーフィンはノーズライディングはコンテストの中では重要なポイントになります、ノーズライディングには多くの技がありチーターファイブ、ハングファイブ、ハングテンが代表例ですかノーズライディングで前足がボードより出ていると得点は高いでしょう。複合技として後ろに向くハングヒールなと高度な技もあります。大切なのはノーズライディングは余裕のあるようにリラックスしたスタイルのほうが得点は高いです。




チータファイブぎみ
構えて乗るノーズライディングや姿勢の低いノーズライディングはジャッジから見ると余裕もなく慎重さが目立ち、技術的に劣っているように見えます。上の写真と下段の写真ではどちらが高い得点がでるかわかるでしょう。右の写真はチータファイブぎみて゜得点が高い場合はチューブを絡む場合は低い姿勢になるので得点は高くなるでしょう。




PUフォーム /EPSキリレックス
飯尾シェイプでは、ロングボードの代表的なデザインとしてクイッカーモデルでEPSの3Dクロス仕様で少し重く安定したデザインです、2017年モデルはマニューバ性能に優れ、安定したノーズライデイングが出来るデザインにマイナーチェンジしています。アウトラインに関してはノーズ幅をやや広げて、テールロッカーをアップしてとVを強くしてマニューバ性能を高めているデザインになっています。PU、EPSとはバランスは違いますがアウトラインは変わりません。2017年モデルのクイッカーはPUフォームの277cm×56cm×6.8cm(手前)、EPSキリレックス277cm×55cm×6.5cm(右側)の2本です。ノーズ幅44cmでテール幅35cmラウンドピンテールです、ロッカーはやや強く、ノーズロッカー11.8cm、テールロッカー11cmから11.5cmです。右側のキリフレックスは出来上がりで4.5kgで軽いボードです。キリフレックスで3Dクロス仕様で軽く丈夫なボードでマニューバ性能を高め、ノーズ幅を少し広め安定したノーズライディングができます。
第52回全日本選手権は磐田市豊浜海岸がメイン会場です出場権を獲得した新しい佐藤君には、いままでのボードとは反対の軽いEPSのボードのパーフォマンスを挑戦して、基本に忠実なサーフィンにトリッキーな要素を取り入れた新しいサーフィンを見てみたいです。