2016年5月29日日曜日

四国の雄「中山智資君」ロングボード

中山智資さんのハングオーバー
四国の雄「中山智資さん」からライディング写真と届きました、ロングボードのライディング写真は余裕とかっこよさが大切です、右の写真はバックハンドでのハングオーバーて゛腰の使い方と体重のかけ方が素晴らしく余裕を感じるショットです。下段のショットはオブザリップで後ろ足の位置と腰の使い方で波からボートの出方とスピート感をわかる写真です、二つの写真はノーズライディングとマニューバを使い分けてる写真です。コンペンターは両方が出来なければ大会で上位に進出するのは難しいでしょう。中山君の特徴は写真の様にライディングには素晴らしい技が多く、トリッキーな動き、リップでのボード出方なのど

かっこいいオブザリップ
申し分ありません、ただ一つの欠点はコンテストでの波の見方だけでしょう。コンテストでの波の見方は確率の問題で良い波の来る回数と待つ位置と事前に把握してヒート後半は状況の変化に対応できる能力でしょう。今年は期待できるでしょう。





  今年の中山さんのボードです。昨年よりも少し厚く、ややノーズ幅を広

277cm×56cm×6.7cm
テールはラウンドピンです。
くした新しいタイプのEPSクイッカーです、安定性と機敏性をそなえたデザインでグッドコンディションの時にも、又バットコンディションでも対応できるように幅をやや広めにして回転性には新しいクイッカーデザインのスタンディングエリアを広げでテールエリアは狭めくしています、更にテールロッカーは強く、Vボトムも強くして機能性を高めています。写真ではテールがスクウェーに見えますが撮影時のミスです。
















広めのノーズ
新しいアウトラインでややノーズ幅を広めています、ボード全体
は安定性が強めに見えますがマニューバ性能を高めるためにテールロッカー、Vボトムを強めでバランスをとっています。中山君からニューボードのレポートが届き次第、報告します。






                                          
強めのテールロッカー



















                                  



2016年5月14日土曜日

3ストリンガーレトロボード(シングルフィン)

183cm×52cm×6.5cm
Yさんからレトロボードでシングルフィンでの3ストリンガーのオーダーがありました、ブランクスの手配で時間がかかりましたが、右の写真のボードが出来上がりました。35年前のテンプレットを取り出し
ボード幅、長さ、テール幅、厚さ、バランスとロッカーなどあらゆる部分を想定し、シングルフィンの特性を生かしてシェイプデザインを考えました。デザインが固まれば、後は準備です、3ストリンガーなので小型カンナ、弓ぞりカンナを研ぎ、ストリンガーが割れたりとか剥がれたりすりのを防ぐためです。又、ティントイエローのラミネートなので仕上げのサンドペーパーを細かくかける事を頭に入れて作業にかかります。









シングルフィンの乗り方はトライフィンとは違います、ボトムには1の
クリアなラインと絞り気味テールライン
フィンがセンターにあるのでパドリングのスピード、横に走るスピードも速いです、このタイプのレトロボードはアウトラインはセンターよりワイデスポイントが前にするので前足に力を入れ、絞り気味のテールラインで後ろ足は極端に踏み込むとスピンアウトになり、ワイプアウト原因です、トライフィンではレール側にサイドフィンがあるので簡単にトップターンができますがシングルフィンではレールをよく波にフィットすることが重要なので後ろ足はボードをねかせるように徐々に力を入れてカーブを描くようにターンをしてください、波の上下を使い大きなラインのサーフィンをしてください。絞り気味のテールはターン時のフィンのスライドを防ぐのとねかせやすく節水面積が増えるのでスピードのある綺麗なターンができます、走り出せばシングルフィンスピード感を味わえるでしょう。




スライドVとコンケーブ
ボードの詳細データは長さ183cm×幅52cm厚さ6.5cmでノ―ズ幅36cm、
厚さ4.1cm、センター厚さ6.5cm、テール幅36cm、厚さ4.7cmです。ロッカ
ーはノーズ11.5cm、テールロッカー4.0cmでレールはミディアムレール、
ボトム形状はスライドVとダブルコンケーブをセンターからテールにかけ
て入れてます。テールロッカーと絞り気味のテール、スライドVとコンケー
ブで動きを軽くしています。興味のある方はレトロボードでショートボード
の3ストリンガーは2・3月間はかかりますので早めに問い合わせください。
















2016年5月4日水曜日

理想のノーズライデイング

腰位の波テイクオフ森口さん
5月1日にサーフクリニックを豊浜海岸で行っている時の早朝に
リアルラインチームの森口さんの素晴らしいノーズライディング
の画像が届きました。当日の早朝は腰くらいで無風コンディション
で10時ごろからは風が入りゴンディションは下がりました。サーフ
ァーは早起きでなくてはいけないことかも。






ハングファイブ
ミドルターンから素早くハングファイブに入り、その時には後ろ足の爪先に力を入れれば波のトップに上り、テンがかけやすくなっているでしょう、少し波の上にボード動けばテンからテンに近い技ができるようになっています。後ろ足の使い方で波の巻き上げる力を使いながらコントロールするのを森口さんのライディングに余裕を感じます。





ハングテンに近いファイブ
ノーズが上がり始めたので後ろ足を前足に近づ
けています、両足がそろえば完全なテンです。上半身はリラックスして無駄な力を加えず綺麗なテンに近いハングファイブです。











後ろ足の見事なコントロール
ノーズに重心がいき、ボードがダウンするので、後ろ足を下げてレール側に力を入れてボードの浮き上がりを図り長くノーズの入れるように位置をキープしています。










見事なハングオーバー
ボードが浮き上がりからノーズの前足をノーズより先にいぐ技をハングオーバーといい、見事な ハングオーバです。後ろ足はしっかりと波側に力を入れて波の巻き上がりを図りながら前足で抑えています。森口さんのノーズコントロールが良く分かるショットです。









理想のノーズライディングの理由は腰サイズでミトルターンからノーズライディングの中にハングファイブ、テン、ハングオーバーとノーズコントロールして長くノーズライディングして、後ろ足のコントロールが素晴らしく見事なノーズライディングです。

森口さんのボードはEPSのオールランドタイプで3Dクロスを使用して重量を加え、安定性と丈夫を加えてノーズライディングもマニューバー出来るようにシェイプしたボードです。
サーフボードの詳細データはEPSクイッカーで長さ277cm、幅56cm、厚さ6.8cmのラウンドピンです、ノーズ幅44cm、厚さ3.9cmでセンターは56cm、厚さ6.8cm、テール幅35.5cm、厚さ3.8cmで幅を広げてノーズライディンクに充分に対応出来るようになっています。ロッカーはノーズ11.8cm、テールロッカー11cmです。シェイプ時期は平成28年9月にシェイプしました。

















2016年5月3日火曜日

飯尾サーフクリニック豊浜(4/30.5/1)

膝の使い方と正しいスタンスの指導
4月30日、5月1日と2日間、磐田市豊浜海岸でリアルラインの浅井プロとサーフクリニックを行いました。参加人数は連休中でもあるので少なく、12名前後でした。初心者から中級者てしたが皆さま真剣に私のアドバイスを聞いて取り組んでしました。
初日、豊浜海岸の波のコンディションは波のサイズ膝から腰で風はサイドオンでロング向きて゛す。クリニックのアドバイスの内容をかいつまんで報告します。Kさんはロングボーダーで基本はしっかりしていてテイクオフからターンは問題ありませんでした、但し、ウォーキングでノーズまでの動きは少なく、波のトップからの動きが多いのでボトムに下がるポイントを見つけてターンをしてください、ウォーキングは中途半端なことは止めてスピートを付けてノーズまでいぐように勧めました、2日目は修正が出来ていて良い動きでした。Hさんはボードのスタンスの位置とフォームの修正
をして安定して乗る事を指導しました。I.Sさんは基本はしっかりで  
浅井プロと私、上は大田君です。
きていますがターンからのノーズライディングに移動するのにタイミングが遅いので家でウォーキングの練習と上半身の力を抜いてリラックスしてサーフインをするように勧めました。二日目は波のサイズは腰位でショートボード上級者のIさんには前足の膝の使い方と体重のかけ方を指導し、波のボトムを探してターン勧めました、Oさんにはフロントの時にターンが浅く、横に走りすぎが見られたのでホトムに下がりターンをするように勧めました、バックハントのが上手に乗れるは後ろ足がフィンエリア内に決まり波のボトムに下がるからターンが出来ると説明しました。Sさんにはスタンスの位置とフォームの修正とターンの体重移動を説明しました、ワイプアウトが少なくなり、長く乗れるようになりました。ITOさんはターンは独特なものがあるので良いでしょう、但し、ウォーキングの足の置き方や家での練習方法を指導しました。又、Nさんには大会での波の選び方と時間の使い方を伝えました。他の人には1ポイントアドバイスとして指導しました。次のリアルラインカップには素晴らしいサーフィンが見れると思います。
浅井プロと私、上は大田君です。