2013年7月23日火曜日

珍しい25年前のボード

186cm,48.5cm.6.5cm
仙台の老舗ベアフットサーフの越後さんからボードオーダーです。シェイプ及びエアーブラシデザインの参考として、長さ186cm幅48.5cm厚さ6.5cmの6ディープチャンネルが送られてきました、 25年前のボードです、持ち主は残間さんで大事に
使っていたでしよう、ノーズ幅30cm、テール幅38cmでラウンドテールでローロッカーのシェイプです、その当時はFCSやフィチャーフィンなどはなく、フィンオンでサンディングに苦労した
思い出があります、性能は横に走るスピードは速く、当時はセンター付近のチャンネルが多かったですが、画期的なテールに深く入れたタイプで人気のあったモデルでした、こんな綺麗に保存されていのでびっくりしました、そして、残間さんにも感謝です、大事にしてください。このボードを見て当時の苦労と勉強が思い出します、長く続けてシェイプをする自分にも驚いています。





復活ベアフットサーフショツプ
仙台新港近くのベアフットサーフと越後さん
仙台で一番古いサーフショップベアフットは2
年前の東日本大震災で亘理町荒浜のサーフ
ショップを失い、見事に復活した仙台の老舗ベ
アフットサーフショップです、仙台新港で約50年
前初めてサーフィンをした越後さんで近くに来た
ら気楽にお店に寄ってください。仙台の古き良き話から見事に復活する仙台地域の話、いっぱい聞くの楽しい大切な時間かも、最近は仙台新港,菖蒲田浜はサーフィンは解禁で、よい地形と
グットウェーブと聞いています。





新しいボードを開く残間さん
長い付き合いの残間さんです。ニューボードで同じデザインのボードです。25年年後の新しいボードは常に進歩しているシェイプデザインです反応が楽しみです。
















2013年7月12日金曜日

EPS Quicker3本 ロングボードの報告

277cm56cm6.9cm
EPS Quicker3本ロングボードの報告です。
一本目はリアルラインの浅井さんボードです。長さ277cm×幅56cm×厚さ6.9cmの3Dクロス仕様、ラウンドテールのクィッカーです。ノーズ幅43.5cm、テール幅35cmでノーズは薄く、ロッカーは11.8cmで低く、テールは薄く、ロツカー11cmで強めにしています、レールも薄くシャープにしています。 3Dクロス仕様なので厚さ2mm厚くしてEPSの反発力を生かし、3Dクロスの重さで安定とテールエリアの薄いダブルコンケーブを入れた、スピードとマニューバーをマッチさせたデザインです。現在主流のEPSロングボードのマニューバの中にノーズラィディングができるようにラウンドデッキと薄いレールでスピィデイな動きは可能です。そして、3Dクロス仕様で丈夫なので凹みが減り、ボードの折れもの確立も下がります。

ラウンドデッキと薄めのレール
強めのテールロッカー

二本目は全日本選手権に湘南西支部からの出場する鶴田さんのアゲイン 
277cm56cm6.6cm
マジックの3D使用のEPSロングボードのラウントスカッシュ のクィッカーデザインのボードです。鶴田さんのライディングはパワーがあり、ラウンドテールより、わざの切り替えが速いスカッシュテールを選びました。右の写真のようにノーズロッカーを低めにテールロッカーを強くしています、このことによりスムーズな動きとテールロッカーと強めとスカッシュテールでスピードと切り替えの速いボードデザインです。浅井さんボード同様、3Dクロスの重さでEPSの反発力の調和したシェイプをしました。
ラウンドデッキと薄めのレール
薄いダブルコンケーブ
3本目は昨年全日本メンクラス3位の中山智資君のボードです、軽さを生か
277cm55cm6.5cm
し EPSの反発力を最大限に生かしたクィッカーデザインです。中山君は四国
でのNSA公認大会は連勝で今年の全日本選手権が楽しみです。ボードはEPSでマニューバーを重視したデザインで長さ277cm×幅55cm×厚さ6.5cmの ラウンドテールです、ノーズ幅42cm、テール幅35cmと全体的に幅は狭く、ノーズの厚さ3.3cmでテール厚さは3.6cmでテールロッカーは 11cmと全体的に薄く 、テールロッカーが強く反応の早いボードになっています。

狭めのノーズとクリーンカーブ
強めのテールロッカー










































2013年5月18日土曜日

藤居辰緒プロの大活躍

JPASプロ第2戦千倉プロで藤井辰緒プロが準優勝しました。
藤井プロのバックサイドボトムターン
2001年全日本選手権でク゜ランドマスター、ロングボードクラス2冠を制して、2002年プロに転向して、準優勝まで11年掛かりました。準決勝までは何回もありましたが、今回が初決勝進出です。第1戦ガルーダプロでも準決勝で敗れ5位でした。現在のJPSAランキング2位と好位置につけています。JPSAプロの中でで55歳の藤井プロ は20代、30代のプロ選手と戦い、勝ち抜いていく、技術レベルの高さ、精神力強さとあくなき追求心に敬意を表します。藤井さんとはアマチュア時代から現在まで、サーフボードをシェィプしています。
コンテストに使っている藤井プロのボードはEPSで長さ275cm、幅55cm、厚さ6.3cmのラウンドテールでやや薄めで゛ノーズロッ   
見事なハングオーバー
カーは低く、テールロッカーはややアップしています、ボトム形状
はフラットボトムとVEEの組み合わせのFIT(フィト)とQuicker(クイ
ッカー)のベースになったシェイプデザインです。EPSロングボードはマニューバー に適しています、藤井プロはアマチュアではショートボードでグランドマスターを制した事もあるのでマニューバーに強く、マニューバーの中にノーズラィディングを入れてライディングです。
ガルーダプロの動画を見れば良くわかります。(飯尾ブログ2013年4月23日投稿 )


  
バックサイドローラコスター
基本に忠実で マニューバーを中心に組み立てるライディングです、EPSの特徴を最大に生かしたボトムターン、リツピィンクなど55才の年齢を感じさせないショットです。
フロントのリッピィング







2013年5月11日土曜日

ポケットデザインの説明

ポケットデザイン(羽伏浦海岸)
ポケットデザインは選手から好評です、テイクオフが速く、ターンのスピートが速く、安定性があるのと全般的に言われてます、NE50にすればさらに性能がアップします。上の写真は新島の富田裕也さんの鋭角な縦のローラコスターです。

185cm48cm5.8cm
ホケットデザインはユーザーによってアウトライ、バランスを変えることで、どんなタイプの乗り方でもマッチする事ができるボード になります。この写真のボードは熱心にサーフィンする古川さんのボードて゜やや幅広く安定性を重視したデザインです、ボトムターンや加速しながらアップスンダウンを目標にしてください。













2本とも185cmですが、アウトライはひろくなっています。

ホケットデザインと2008年ボードの比較ですか、
アウトライン羽幅が全体的に広くなり、ボード少
し厚くなっています、5年前のボードは性能重視
でテイクオフの速さ、安定性は二の次になって
いた気がします、現在のポケットデザインはテイクオフが速く安定性もあって動き易いのが右のアウトライン写真でわかります、











上がアゲインマジック下が5年前ボードです
上のバランスの写真はボード厚さの違いが5年前の下のボード と上のアゲインマジックボードではバランスの違いが明らかにわかります、ノーズの薄さはテイクオフの速さに現れます、切り返しの速さはノーズ薄い方が速いですが、ポケットデザインはコンケーブを深くすることで動き易くテイクオフの速いシェイプデザインになっています。

2013年5月6日月曜日

リアルラインファミリィーCup2013の報告

ショートスペシャルクラスファイナリスト優勝の貴島さん、2位村松さん、3位の山本さん4位の太田君(左側)














5月5日磐田市の豊浜海岸でリアルラインファミリィーカップ2013をチーム員約50名で 開催されました。私も大会の手伝いと自分のシェィプしたボードがユーザーに合っているかチェックを兼ねていってきました。当日の波はももから腰位の波でショートボードには厳しい状況でした、ロングボードでも厳しかったが選手は日頃の練習 が充分に発揮できるように頑張っていました。特にスモーウェーブに強いベーグルエアーEPSで3Dクロスのぼーどに乗る貴島さんは安定してベーグルエアー EPS
に慣れてスモールウェーブで滑る斜面を見つけて上手に乗りダントツで優勝しました。
EPSの浮力を抑えたやや重い丈夫な3Dクロス仕様の 安定性を増したベーグルエアの良さが発揮した大会でした。


両手を挙げて喜んでいるのは説明を優勝の森口知明さん

静岡3区支部、地域できロングボードではレベルが高くいつも接戦になり、今回もロングスペシャルクラスは大変でした、優勝した森口さんは良い波を見つけて、どのヒートも有利に進めていました。決勝では良い波を2本乗り優勝しました。他の選手も良い波を2本揃えることができず次回に頑張ってください。




ボードの選択が良かった優勝の佐藤友彦さん

ショートボードオープンクラスでは、少し長めのボードに乗りよい波をゲットした佐藤さんがダントツで優勝しました。コンテストはホード選びは重要なポイントになることを再認識したクラスでした。
大会では、ショートとロングでも自分のサーフィンに合うボードと波に合うボードの選択が重要なポイントでした。

2013年4月23日火曜日

ポケットデザインからの報告

テイクオフ  新島羽伏浦海岸
 新島ローカルの富田裕也さんライディング写真です。このボードは2012年からポケットデザインを シェイプしていますが2013年ポケットデザインのペースになったボードです。右の写真は羽伏浦の肩から頭半のグラシー綺麗な波です。









綺麗なオフザリツプ
ボトムターンからの際どいところのオブザリップで、このブレインクでのボトムには垂直に下がる感じで下がる時には最善の注意でタッチダウンに向かうことになります。










ボードの返しからタッチダウンに
この下がる瞬間の気持ちはどんな感じでしょう。
パーリングにならないように最善の注意するしかない。












見事にメイクしたタッチダウン
パーリングせず見事なタッチダウンです。














ポケットデザインアウトライン

このボードはNE50のスカッシュテールてす。ボードサイズは 長さ178cm×幅48cm×厚さ5.9cmでノーズ幅31cmテール幅37cmでエンドテール13.5cmでやや狭くしています、コンケーブはシングルダブルの深めホードです、新島の羽伏浦の波なのでノーズロッカー13.2cm、テールロッカー4.6cmでややアップしています。本人からは「テイクオフが速く、スピードが出るのでオフザリップやカットバックがやりやすい」と報告を受けています。





EPSクイッカーモデルの藤井プロ

JPSA2013ロングボード第1戦 ガルーダ・インドネシアトラベルシーンプロ

55歳とは思えない驚きのパフォーマンスです。惜しくもセミファイナルで3位となってしまいましたが、今年の活躍に期待大です。