2016年8月22日月曜日

ハードブレイク用サーフボード(岩田プロからの報告)

岩田プロとニューボード
ウミヒコの岩田プロからリバーマウス用サーフボードのオーダーがあり、頭半からダブル位までハードブレイイク、チューウブライディングでアップスンダウンが出来る動きを想定し、岩田プロの乗り方、スタイルを考えてシェイプしました。ボードサイズは長さ188cm×幅45.5cm×厚さ5.4cmでスモールスカツシュのホケット1です。台風7号の初ライドの報告です。














初ライド岩田プロ(リーフブレイク)
岩田プロからの初ライドの報告です、「正直、乗る前は、ポケット1の中心部分のボリュームとノーズのポリューム気になっていましたが、乗ってみると全く、まったくボリュームは気にならず、落とし気味のレールはスムーズに水面に食い込んでいきます。ターンか゛決まる確信があるので
頭半サイズの波では安心してボトムの下へ下へとおりられます。以前の同サイズボードよりも、動こうと思って動くまでの反応が早く、ボードの切返しも楽です、胸肩で乗る173cm位のボードの感覚でサイズのあるコントロールできそうです。河口、リーフプレイクの頭半からダブルオーバーのまで使っていきたいとおもいます。」と報告かせありました。

波の下へ下のターン
サイズのある波ほど、ボードヘの信頼感は必要です。右写真はボトムのレールの波の食い込む感じとレールか傾き方は次の技に入るのが良く分かり、確実な技術とホードへの信頼が必要な事がわかります。












188cm×46cm×5.4cm
スモールスカッシュ
シェイプに当たり、岩田プロからの要望でリバーマウスの波を想定し、又、岩田プロの体系、年齢、乗り方を考えて、アウトラインを考えました、体重は軽いので厚いボードて゛はレールが入らず、薄いボードではテイクオフが遅くなるので全体的にはラウンドデッキにして、レールを薄くすることでテイクオフとターンの速さを確保しています。















薄目のシングルダブルコンケーブ
ハードブレイの波でも機敏性を保ち、チューブの中でもボードがスライドせず、しっかりと波をホールドできるようにシングルダブルコンケーブを入れています。








薄目のレールとアップレール
全体的にはテールロッカーを強めています、又、レールも薄く、ノーズからセンターにかけてアップレールにすることで硬い波でも波に食い込み、レールが波に必要以上に入らないようになってます。









ターンのスピードを生かす
スモールスカッシュルテール
シェイプの詳細データは長さ188cm×幅46cm×厚さ5.4cmでノー
ズ幅27.5cm、厚さ3.2cm、テール幅34cm、厚さ3.7cmです。ロッ
カーはノーズ13.5cm、テールロッカーは5.5cmになっています。岩田プロの乗り方とリバーマウス用に詳細の部分はアレンジし
ています。岩田プロには四国では有名な河口のポイントがあります、ボードの良さを引き出してください。



2016年7月25日月曜日

クラシックロングボードシェイブについて

クラシックタイプ
277cm×58cm×7.8cm
久しぶりにクラシックロングボードをシェイプしました。静岡県在住のHさんからノーズライディングを主としてストレートラインで大き目のシングルフィンを付けてクラシツクのライディングが出来るボードの要望です。
ボード長さ277cm、幅58cm、厚さ7.8cmでラウンドボトムで幅の広く、安定してノーズライディンクができるようにシェイプしました。ボードは重さを加えるために6オンスファイバーのデッキ2層、ボトム1層で厚くホットコートするようにしています。重さは初速は遅いですがスピードは加速すれば重さが加わるので更に早くなります、但し、重いので回転性には
難点が出てきます、この難点を解消するためにラウンドボトムとテールロッカーのマッチが必要です。











クリーンなラウンドボトム

クラシックデザインではストレートなロッカーで厚めのボード、大きなシングルフィンではフラットなボトムでは曲がりにくくいのでラウンドボトムは必然的なデザインて゛少しの力でボードが傾きやすくできるので重いボードでもターンができます。初速は遅いですがスピートか゛増した場合にはスタンスの位置と後ろ足の位置を曲げる方向に移動することで綺麗なクラシックの動きが出来るのでライディンの
工夫は大切です。



ラウンドデッキとアツプレール
安定性と回転性に必要なのはボトムデザインだけでなく、デッキ
もラウンドデッキを採用して、クラシツクで綺麗な動きを補助して
います。レールもボトムからの巻き上げとデッキからカットするので
薄目のレールになります。





薄目のレールライン
詳細データ ノーズ幅48cm、厚さ4.8cm、センター厚さ7.8cm、テール幅37cm、厚さ4.4cmです。ノーズロッカー11.5cm、テールロッカー
10.5cmでラウンドボトムで回転性をスムーズにするためにフィンエリア手前から薄いダブルコンケーブを入れています。


2016年7月17日日曜日

ニューデザイン(バンプウィング)山崎岳君からの報告

ニューデザインの山崎岳君
photo : naoya kimoto
山崎岳君からの四国の河口のライディングです波伝説のサイトに載りました)ニューボード(バンプウィング)ポケット1の感触は山崎君の指導者(コーチ)である岩田プロからの報告では初ライドはホームブレイクではなく、某ポイントの台風スウェル。ニューボードを壊したくない気持ちでやや緊張気味でしたが、一緒に入水!慣れていく過程をチェックできました。パワーで押し込む岳のターンには、思った以上にボードの回転が強く、パンプウイングのテール側のレールの敏感な反応に戸惑ってましたが、徐々にボードの感触になれていきました。ボトムに下までしっかり降りた時は、鋭角にボードが上がり、これまでよりシャープなリップができてました!いい感じです。今回の台風スウェルでターンの力の加え加減をつかんできたと思います。
(この写真は思った通りの報告で次のデザインの改良を考えてより良いデザイン提供できればと思います。














177cm×46.5cm×5.6cm
今、ポピュラーなのはボートが短く、幅の広いボードです、テイクオフが
早く、加速性能が優れているデザインが多いですがサイズのある波や
ブレイクがきつい波ではテールが広いボードではターン時にスライドす
る場合があり、失速の原因になります。このような難点を防ぎ、ボトム
ターンからストレートアップができるデザインがポケット1(バンプウィング)で波のブレイクが早く、波のサイス胸がダブル位まで対応出来るようにシェイプしたデザインです。アウトラインはサイズのある波での使用が多いのでアウトラインもやや狭く、レールもシャープにして、ロッカーを強くしています。











テールロッカーとバンプウィングの説明ですが幅広いテールでは、
バンプウィングと狭めテール
鋭角的にターンをすることが難しく、バンプウィングを付けることでセンターからバンプまでに平行なアウトラインで加速性能を維持してバンプウィンクからテールにかけてやや狭くして回転性能をアップしたデザインです。









深めシングルダブルコンケーブ
ポケット1の特徴でボトム形状では深めシングルダブルコンケーブ
を入れることで回転性とスムーズな動きになります。ハードブレイクでもテールスライドを防ぎ、波をホールドすることで鋭い動きを可能にしています。







シェイブ詳細データはハードブレイク用でテールロッカーは4.8cm
薄いレールとクリーンなアウトライン
 
です、全体的にカーブが多くロッカーを強くしています。その他はノーズ幅29cm、厚さ3.4cmでテール幅35.5cm、厚さ3.7cmでレール形状はややテーパーレールでエンドテールは13cmです。ホードを傾かせるだけでテールロッカーを有効に使い、フルレールでのターンが出来るようにしました。






2016年7月2日土曜日

ウミヒコプレイグランドからの2つの朗報

ウミヒコプレイグランドが7月3日にリニューアルオープンします。
開店まじかのウミヒコサーフショップ
岩田夫妻が10年間お世話になった以前のウミヒコサーフショッ
プから近くに移転しました。これまで多くの皆さまの協力で基礎屋さん、大工さん、ペンキ屋さん、水道屋さん、左官さん、のまねごとをしながらここまでやってきましたが、とうとう庭師の領域まで踏み込んでいきますとウミヒコブログでわかりました。岩田夫妻の10年間の実績と人柄で岩田プロを中心に多くのウミヒコチームの皆さまがあらゆる分野で協力してくれて出来たウミヒコサーフショップと思います。どんな感じになるのか興味を持ち
ながら遠く平塚から見ていました、今年、11月後半には、大岐の浜に行き、11回目の飯尾サーフミートを岩田プロの協力で
ウミヒコの仲間
開きたいと思います、11年目になります、真剣にウミヒコチームの皆さまが取り組んでいる姿は楽しく、間違った事は言えないです、岩田プロの親切で丁寧に指導で多くの仲間が集まり、皆さまと会う楽しみと新しいウミヒコサーフショップに会える楽しもがあります。リニューアルおめでとう





四国サーフィン選手権(6月19日)
岩田プロからウミヒコチームの大活躍の報告が来ました。毎年、四国のサーファー達が技術を競う
増田大那(11歳)ビギナークラス優勝と敢闘賞
大会が開催され、大会としては十分な波で良い大会になりました、ウミヒコチームではビギナークラスで増田大那くんが優勝、サーフィン歴は2年くらいと思いますかお父さんが熱心なサーファーで親子でサーフィンを楽しんでいます、昨年は飯尾サーフミートでしどうしましたが順調に上達している証拠です、日頃の岩田君の指導、お父さんの指導と恵まれた環境の中で育っています、そう言えばウミヒコチームの大多喜さんが大那のサーフイン動画を見せてもらい、注意点を言いましたが、次の日には大那から電話があり、注意点を伝えました、この研究熱心が大切です。



オープンクラス
鈴木仁とタクムが優勝と準優勝
そしてオープンクラスでは高校生の鈴木仁とタクムが優勝と準優勝と聞きました、昨年、飯尾サーフミートでどんなやんちゃをしたのと聞きました、はっきりはわかりませんでしたが素直な良い仲間です、指導の先生が山崎岳と聞き、二度驚きましたが、若者の気持ちがわかる適任の先生です。岳が怖いと言っていたのが印象に残っています。今年はどんなサーフィンを見せてくけるのか楽しみです。






ロングボードクラス優勝
とベストライディング賞松下歩さん
ロングボード男女混合クラスでは松下歩さんが男性をしりめになんと優勝 、彼女の実力なら驚きませんでした、全日本では波のセレクトが大切です、飯尾からも連絡する予定です。










確実に成長している
  山崎岳君

ショートボードスペシャルクラスでは山崎岳が優勝で、8月には
オーストラリアでサーフイン修行でいきます、今のサーフィンか
らの進歩を期待します、岩田プロの指導をよく聞いてください。
岳ならできるよ。









それから特別賞として敢闘賞に増田大那君、ベストライディング賞に8.0のハイポイントとをたたき出した松下歩さんが選ばれました。少し出来過ぎですけどウミヒコチームの実力が向上しています。四国のはずれの土佐清水市ね大岐の浜で優秀なサーファーが岩田プロを中心に育ってます。
頑張れウミヒコチーム










 

2016年6月26日日曜日

リアルラインファミリィーカップ(2016)の報告

平成28年6月19日、静岡県磐田市豊浜海岸で
リアルラインファミリィーカップ(2016)参加者
リアルラインカッフ゜を行ってきました。前日、現地には夕方5時頃に着き、波をチェックしました、腰くらいの波がありましたが気圧配置を見ると波が上がるのは難しい状況で明日は少しサイズが下がると予想されました。翌日、朝5時に大田君が迎え来て、豊浜海岸に向かい、予想通り、波サイズはダウンしていました。チーム員50名くらいで大会はロングボードクラスからスタートして、潮が下げてきてショートボートクラスと進み、ショートボードは厳しい状況でしたがどうにか大会は終わりました。今回はリアルラインチーム内の大会で浅井康之プロを中心にチーム員の協力によりスムーズに大会は進み、無事に終了しました。

ニューボードにのる大田君
ショートボードクラスでは村田君、山本君、大田君、石黒君、ロン
グボードクラスではでは佐藤君、花村君、中田君、伊藤君、大場君、森口君など頑張っていました。




                                         



手堅いライティングの大場さん










2冠を制した森口知秋さん
特に2冠(ロングスペシャルクラス、スパーヒートクラス)を制した森 口知秋君の冷静な波の読みと波の選択方法は他のチーム員には参考になります、それはヒート中の乗る波は少ないですがトライした波は確実にライディングして高得点を得ていました。試合は得点の高いライディングの2本の合計得点です、何本乗っても2本なので質の高い波を見つける目が大切でテイクオフしたらワイプアウトをしない攻撃的なライディングをするには日頃の練習が大切です。



2冠を制した森口知秋さん
彼は勝つコツを知っています、ヒート中に森口君はノーズライディングでミスをした時に手を叩いて悔しがったしくさを見ていました、スモールウェーブコンディションで次を狙えばよいと思うでしょうが、良い波はヒート中には何本も来ません、捕らえた波は確実に乗らないといけません、この気持ちがよくわかるシーンでした。悔しがる姿は人によって違いますが一本の波に掛ける気持ち強さが勝因に繋がっています。勝者は一人です、多くの選手は敗退していきますか、その敗因を突き止めて次の大会に役立ててください。どんな大会でも優勝は難しいです。



2016年6月12日日曜日

2種類のポケット1(ニューデザインバンプウィング)

左側177cm×46.5cm×5.6cm
右側175cm×48cm×5.8cm
2種類のニューデザインホケット1(バンプウィング)をシェイプしま
した。右側のボードはソフトウェーブのポイントで腰からオーバーヘッド用にシェイプしたポケット1(バンプウィング)です、左側ボードは波のブレイクが早く、波のサイス胸がダブル位まで対応出来るようにシェイプしたポケット1(バンプウィング)です。サーフポイントと波のサイズ、乗り方で同じポケット1でもアウテライン、ロッカー
、レール形状、バランスとユーザーの要望とサーフィンの特徴を
把握して、それぞれのシェイプでのチェックポイントをデータを記載してシェイプに入ります。










波のサイズとブレイクによってロッカーは変え   

上段 ノーズロッカー 14cm
下段 ノーズロッカー 12.5cm
なければいけない、クリアーのボードは波のブレイクが比較的柔らかいのでややロッカーを抑
えて全体的に幅を広めしています、ラインのデ
ザインボードはブレイクはきつく、サイズのある
波での使用が多いのでアウトラインもやや狭く、
レールもシャープにして、ロッカーを強くしてい
ます。


上段はテールロッカー4.8cm 下段はテールロッカー4.5cm                

テールロッカーとバンプウィングの説明ですが幅広いテールでは、鋭角的にターンをすることが難しく、バンプウィングを付けることでセンターからバンプまでに平行なアウトラインで加速性能を維持してバンプウィンクからテールにかけてやや狭くして回転性能をアップしたデザインです。上段の写真はハードブレイク用なのでテールロッカーは4.8cmです、全体的にカーブが多くロッカーを強くしています。下段の写真は柔らかいブレイクの波が多いのでテールロッカーは4.5cmで全体的にロッカーは抑え気味にしています。その他のシェイプデータはハードブレイク用はノーズ幅29cm、厚さ3.4cmでテール幅35.5cm、厚さ3.7cmでレール形状はややテーパーレールでエンドテールは13cmです。下段はソフトウェーフ用に幅広くしています、ノーズ幅31.5cm、厚さ3.7cmでテール幅37cm、厚さ3.9cmでエンドテールは14cmにしています。ボトム形状はポケット1の特徴である、シングルダブルコンケーブでやや深めに入れて回転性とスムーズな動きになります。本人からの報告があり次第アップします。
 




2016年6月2日木曜日

ニューモデル ポケット1 バンプスカッシュについて

175cm×48.5cm×5.8cm
最近は短く幅の広いボードが主流ですがマニューバーがらインが大き
くなり過ぎクイックな動きが難しくなています、大きなマニューバーのなかにクイックな動きが出来るようにバンプを付けて、クイックな動きとビックマニューバーができるシェイプデザインです。幅が広ければテイクオフは早く、ボトムターンはスピートがでるが角度のあるリッピングは難しいです、この難点を解決するために短いボードでも大きなマニューバーとクイックな動きが可能なのがパンプウィングホケット1モデルです。このモデルはセンターからテールにかけて平行ラインなのでターンの加速性能は良く、バンプウィングからテールをやや狭くするので回転性能にも優れているデザインです。












バンプウィングとハイテールロッカー
このモデルの特徴はウィング位置がテールから30cm前後なの
でセンターからテールにかけて平行ラインを長くするので加速 性能に優れているので短いボードにも対応でき、テールを狭くできるので回転性に優れています。ポケット1の特徴であるダブ
ルコンケーブを深く長く入れるのでテイクオフが早く、テールロッカーを高くつける事と回転性に優れ、アウトラインの平行ラインが長いのでスピートは出ます。

ラウンドデッキと薄いレール












デッキ形状はラウンドデッキを強くして、レールは薄く、摂水面積がを増やすことでボードを傾き易く、ターンがやり易くなっています。ボードの詳細データは長さ175cm、幅48.5cm、厚5.8cm、ノーズ幅31.5cm、厚さ3.6cm、テール幅36cm、厚さ3.8cmでロッカーはノーズ12.5cmでテーロルッカー4.3cmです。レール形状はテーパーレール気味でボトム形状はノーズエリアからテールにかけて深めダブルシングルコンケーブです。数本のオーダーがあり、
シェイプ中です。次回にバンプウィングスカッシュを報告します。