2018年5月7日月曜日

四国の雄、中山智資さんからの報告(ロングボード)

夕方の哀愁を感じる写真
余裕のハングテン中山君

 
珍しく、四国の中山君からニューボード(キリフレックスEPS)のライディンク写真(小松海岸)が届きました。昨年、11月にニューボードの件で中山君とミーティングして、以前のボードの反省点と新しいボードへの要望を聞きました、私からは以前ボードが調子良かったけど折れてしまうので、次回は丈夫なボードの要請しました。2018年2月中旬にニューボードは出来上がりました、ボードは軽さの追求より丈夫て゛マニューバ性能が高く、ある程度のサイズに耐えるボードのオーダーをお願いしました。ニューボードのサイズは277cm×55.5cm×6.8cmのラウンドテールでキリフレックスEPS、アウトラインは少し変えてクイッカーモデルをシェイプしました。何回が乗り込んでから中山さんから報告が届きました。感想は「大分慣れてきました」、ライディング写真を見れば慣れてきたのがわかります。

昨年11月のミーティング風景
中山君の良い所は基本に忠実でトリッキーな動きが出来る事でしょう。ボトムターンからの高さのあるリッピィングは誰もが認めるところです。ニューボードのシェイプに当たり、重いボードはマニューバ性能の低下を心配するのですが、EPS浮力があるので少し重くすることで安定感増し、動きに関してはホドムVEE強く入れるのとテールロッカーを強くする事で対応しました。質問として今回のボードは「前回のボードよりターンする時にレールが少し引っかかる様に感じる」と言われ、対応としては今回はノーズのアウトラインは幅広く、テールを狭くしたのでターンする時に引っかかるのが原因と判断して、ボトムからアップレールを強くして、スタンディングエリアを少しワイドにしました。答えはこれか
らわかります。



珍しいバックハントのチューブ
地元、小松海岸は駐車場などが整備されて関西方面からも多くサ
ーファーが集まり、大阪に近いポイントとして知られているところです。波の立つ回数は湘南と同じくらいと思いますが、春先は瀬戸内海で冷えた水が入れ替わるので冷たいそうです。







バックハンドのローラコスター 
(生見海岸)
中山君の特徴である高さのあるリッピィングやローラコスターの写真は、トリッキーなターンから繰り出す技は見る側を楽しめます。バックハンドのローラコスター 生見海岸








277cm×55.5cm×6.8cm
ニューボードのシェイプデータは材質キリフレックスダブルストリンガーEPSは277cm×55.5cm×6.8cmのクイッカーモデルラウンドピンテールです。以前のボードより少し厚くして、6オンスファンバー仕様で少し重く丈夫なボードにしました。軽く薄いボードでは耐久性と波の衝撃に弱いので折れてしまう、良いボードでも長く使用することが出来ず、慣れた頃になくなってしまう。中山君からは重いと機能性に問題がないのか、又、以前ボードがターンする時にノーズよりに波を拾うので少し不安があると言われ、原因を探して修正しました。修正した箇所はボートのアップレールを少し強くする。リバースVを強く(0.9mm)にしています。センターからテールに掛けて幅を出し、テールロッカーも強めています。ノーズ幅45cm、厚さ3.8cm、テール幅34.5cm、厚さ4.0cmです。ロッカーはノーズ12cm、テール11.5cmです。



















 

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