2019年5月5日日曜日

QS6000日本のサーフィンレベルについて

大活躍の大原君と稲葉君
5月1.2日に日本のプロサーファーのレベルはどこまで世界レベルに近づいたのかを確認するために一宮町のQS6000のメンズクラスのラウンド2・3・4と観戦しました。千葉の友人の黒木さんと一緒です。QS6000クラスの大会になると次年度のWCT入りを目指して、元WCT選手や現WCT下位選手、QSの上位ランキング選手なと大変レベルが高い大会です、波も大きな低気圧が過ぎてオフシュアの頭オーバーと選手のバフォーマンスを応援するような素晴らしい波が2日間続きました。




ボトムターンからのリップの角度に注目
トライアルから勝ち上がった選手とシード選手ででラウンド1が行
われて50%はダウンして、ラウント2は一段とレベルが上がったヒ
ートから観戦です。惜しくも村上瞬や大野修聖、加藤嵐などは敗退してしまいましたが大原洋人、新井浩人、稲葉レオ、河谷佐助は通過です。
今回の目的は日本の選手が以前のように歴然の技術的差異があるのかとQSランキングて゛稲葉レオや大原洋人が10以内キープできる実力はあるのかを自分の目で確認する事です。ネツトで見るのと現場で見るのは違います、他の選手の動きや応援体制など確認できます。どのようなラインが高得点になり、ポイントが低いライディングもわかります。何年かぶりにQSを観戦して沢山の勉強になります、シェイプや選手の指導、練習方法などです。アマチュアも同じサーフィンです、収穫がありました。



リッピイング(大原)
ラウンド2は通過するには何が足らないのかをチェックしました、ボトムターンがストレートアップは普通で次の技に移行する時に失速がなく、無駄な動きがある人は技への移行に時間がかかるライデ
ィングは難しい、リップからダッチダウンはスムーズに前足に力を入れて失速がなくスムーズに技か移行できるのラウンド3から必須です。右のシークエンスの写真は大原選手の無駄のない動きで速くリッピィング3回のライディングです。7.5以上の得点です。




板の返す方向は要注意です。
次のライディングはリップの返しをストレートに下げたら速い波に
おいてかれるのでフロント方向に返しています、次の技がスムーズに出来るような返しではないでしょうか。 






                                           
一番のキーポイントてです。

このシークエンスの動きはリップから返して、斜めに下がるのに後ろ足の動きと前足で進む方向に抑えて無駄な動きはありません。                                         






                                          
無駄な動きは無駄な
動きはありません
次のリップに向かうのに下がりながら加速してボトムターンの体制に入るのに無駄な動きはありません。この動きが出来なければQSの上位は狙えないでしょう。









ダイナミックなリッピィング(河谷君)
ラウンド3にはナットヤング、唐沢、元WCTやWCT入りを目指して
各国の若手の有望な選手とハイレベルな戦いです、日本の選は
大原洋人、稲葉レオ、河谷佐助はラウンド3を勝ち上がりました。
志田下海岸のポイントを熟知している位が有利なだけです、その
中でサーフィンの実力は遜色ありません。河谷君の見事なリッピ
ィングは印象的でした。












大活躍の稲葉選手のリッピィング

稲葉レオや大原洋人には田中樹、糟谷修二と現役時代にはプロサーファーとして活躍した人がコーチにつき、自分の海外での戦い方や相手の弱点を教えて冷静な戦略は彼らの活躍に大いに役立っています。外国の試合にも同様に指導する体制を見ると日本もやっと強豪国に近づいているの感じた。ハワイの若手にコーチが帯同しています、コスタリカにも同様です。各国の有望選手にはコーチなどの支援チームが出来ています。
これからWQSの成績次第ではWCT入りの希望がある、大原洋人、稲葉レオには実力は充分に戦える、支援体制も良いとなれば近い将来WCT入りも夢ではない、但し、海外の有望選手も同様で
す。このQS6000で大原君5位、稲葉君は3位になってWOSランキングの上位が望めます。


大原選手応援Tシャツ
一宮町とスポンサーは大原洋人の応援Tシャツを作成しています、地元のサーファーも同様です。地元選手を応援するようになってます、サーフィンが確実に成長しているのがわかります。











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